辺野古新基地建設断念を / 全労協新聞 2016年9月号

辺野古新基地建設断念を / 全労協新聞 2016年9月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



沖縄の辺野古・高江基地建設を止めよう!

7・31全国交流集会
辺野古新基地建設断念を



 反動安倍政権は、参議院選挙後に高江ヘリパッド建設の工事を強行し、さらに大量の機動隊を動員して暴力的に弾圧排除を行って来た。そうした緊迫した状況下で、首都圏においても市民・労働者の強い怒りと抗議の声が上がる中で、七月三十一日午前中に全電通会館会議室で(第一分科会)に八九人と午後の全体集会で五五〇人以上の参加者が結集して成功を勝ち得てきました。

 今回の全国交流集会は、四月頃から国会包囲実行委員会の企画として取り組まれ、四つの分科会に分けられていたが、「米軍基地に反対する実行委員会」は(第一分科会)に参加して準備段階から積極的に取り組んできました。

 (第一分科会)の沖縄支援行動として、首都圏での職場・地域の活動団体の交流と運動の広がりを求めて、三つの視点から構成してきました。

 ①職場からの活動報告、②本土における米軍基地闘いの報告、③首都圈の連帯運動団体の活動報告と交流で組み立てました。

①では、自治労東京本部の宮本知樹委員長、東京交通労働組合の福田智書記長から、それぞれ職場の活動と沖縄支援行動の報告がありました。

②では、横田基地から福本道夫氏、神奈川から桧鼻達実氏、岩国基地から新田秀樹氏からそれぞれの基地の実態と闘いの報告がされました。とりわけ、横田基地オスプレイ配備と岩国基地強化か深刻な課題として認識できました。

③では、「STOP!辺野古埋め立てキャンペーン」「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」「米軍基地に反対する実行委員会」「練馬地域の闘い」「沖縄のたたかいに連帯する東京南部の会」「沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会」の六団体から独自の闘いの報告があり、各団体の理解と共通認識を深めてきました。

この(第一分科会)での成果として、職場・地域の独自の取り組みから、点と線を繋げた闘いへと。ゆるやかでも進めて行くことが重要です。

(米軍基地に反対する実行委員会委員長 大森進)