ユナイテッド航空に 雇用責任を取らせるぞ / 全労協新聞 2016年5月号

ユナイテッド航空に 雇用責任を取らせるぞ / 全労協新聞 2016年5月号



全労協新聞
より


全国一般東京労組
全労働者組合

雇用責任を取らせるぞ


二〇一〇年のユナイテッド航空との合併以降、私たちが恐れていた成田ベース閉鎖がついに現実のものとなってしまいました。

私たちは合併による減便、余剰人員削減、また減給を強いられ、常に不安を持ちながらベース閉鎖という最悪の事態を懸念し、雇用の確保をひき続き会社に求めて参りました。そのため二〇一二年十一月には、東京都労働委員会おいて不誠実団交救済の申し立てを起こしたのです。しかしながら会社から提示された四月一日のベース閉鎖による私たちへの選択肢は、空き等あるはずもない地上職への異動か早期退職です。

会社の主張は「ここ数年の日本のマーケットでの減益により減便が余儀無くされ、日本人乗務員が余剰であり、以前提示した早期退職案も誰にも受けいれられず、成田ベース閉鎖の選択肢しかなかった」との説明でした。

現在、会社の経営状況は著しく良好であり、米国本土では約四、〇〇〇人程の乗務員を新規採用しています。なぜ、私たちたった二〇人が不当に解雇されなければならないのか、非生産的という理由に対し誰ひとり納得する者は存在しないのです。私たちは不当な整理解雇を絶対に受け入れません。力を合わせ一丸となって職場復帰に向け闘っていく所存でおります。ご支援ご協力宜しくお願い致します。

(コンチネンタル分会)