最低賃金問題を考えるシンポジウム
日本の最低賃金は依然として先進諸外国と比較しても低い水準であり、最低賃金制度の主な対象者である非正規労働者の賃金面における待遇改善及び生活と健康の確保の点からも、大幅な引上げは重要です。そして、最低賃金額の引上げにおいては、本来、1日8時間、週40時間の労働で、経済的な心配なく暮らしていけるだけの賃金を確保できるようにすべきですが、現在の水準では労働者個人の生活は不安定なままです。
中央最低賃金審議会は、毎年7月末頃、厚生労働大臣に対し、当該年度にかかる地域別最低賃金額改定の目安についての答申を行っていますが、その答申時期に合わせて、改めて日弁連の見解を広く発信するとともに、最低賃金額の意義及びこれに関する問題点を広く周知するために、本シンポジウムの開催を企画しました。
奮ってご参加ください。
2016年5月13日(金) 18時~20時 ※17時45分開場予定
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弁護士会館17階1701ABC会議室
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無料
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(2)最低賃金問題に関する当事者発言
田渕大輔会員(神奈川県弁護士会)
猪井伸哉氏(最低賃金裁判原告)
小畑精武氏(コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク江戸川ユニオン委員長)
(4)質疑応答
http://www.nichibenren.or.jp/library/images/sub/icon_pdf.gifチラシ (PDFファイル;1.3MB)
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事前申込不要
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日本弁護士連合会
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日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL 03-3580-9483
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