全労協/ ファミリーマートでストライキ決行 / 全労協新聞 2016年2月号

全労協ファミリーマートストライキ決行 / 全労協新聞 2016年2月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より


2015年を上回る大衆闘争で
安倍政権打倒の闘いをつくろう!




長野一般労組

ファミリーマート
ストライキ決行



長野一般労働組合は、組合員が在籍するファミリーマート松本インター店で、一人勤務体制の解消や会社の不誠実な対応に抗議するため、十二月二十三日三時間の時限ストを決行しました。

ファミリーマート松本インター店は株式会社YUUKI(本社・長野県諏訪郡富士見町)がファミリーマートフランチャイズ契約し、松本インター店を含め県内三店舗経営しています。松本インター店では、昼夜問わず、店内の管理・運営を一人ですべて行わなければならない従業員の「一人勤務」体制を強要されており、従業員は一人勤務により、休憩時間やトイレに行く時間もままならず、トイレに行かなくてもいいように薬を飲んだり、オムツを用意するなどして必死に働いてきました。松本インター店での一人勤務は最長で十一時間にもおよびます。

組合は会社やファミリーマート本社に対して、再三にわたって一人勤務体制の解消を要求してきましたが、本部および会社は具体的な改善策を講じないばかりか、一人勤務体制に応じられないなら「給料減額する」とまで通告してきました。十二月二十三日のストライキには、長野一般の組合員や支援労組など、三十人以上が参加。マスコミの反応も良く、ワンオペ問題を社会的にアピールしました。また、全国の仲間から多くの抗議電が会社およびファミリーマートに集中しました。十二月二十八日、松本労働基準監督署刑事告発を相談。会社側の反応を見ながら柔軟に対応することにしています。