全労協/ 戦争法案反対で御堂筋埋めつくす / 全労協新聞 2015年10月号

全労協/ 戦争法案反対で御堂筋埋めつくす / 全労協新聞 2015年10月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より


●全国で闘われた戦争法案反対行動
戦争法の発動を許さない
闘いはこれから


●大阪教育合同労組
戦争法案反対で
御堂筋埋めつくす



九月十三日、中之島中央公会堂大集会室にて、『とめよう戦争への道・めざそうアジアの平和!2015関西のつどい』が開催され、安倍政権が押し進めようとする戦争法案に反対する人々で会場は埋め尽くされました。

法政大学法学部教授・山口二郎さんによる「戦争法案との闘いの意義」と題した講演では、何が何でも戦争法案を成立させたい安倍晋三ならびに安倍政権の特徴を整理し、反対の声を挙げることの意義を確認し合いました。

沖縄タイムス論説委員の屋良朝博さんによる「つくりだされる沖縄との温度差」と題した講演では、かつても、そして今もなお沖縄が「日本」から切り離され、捨て石にされ続けている現実を突きつけられました。

集会の翌日十四日には、翁長知事により、辺野古の新基地建設で、仲井真前知事が二〇一三年十二月に出した埋め立て承認を取り消す方針を表明しました。国と沖縄の全面対決がさらに深まることは間違いなく、沖縄への強い連帯が求められています。

集会終了後は、「戦争法案絶対反対」「安倍晋三はいますぐ退陣」のシュプレヒコールをあげながら、西梅田公園までデモを行いました。

この日は同時間帯に、高校生や大学生、若者の呼びかけによる「戦争法案に反対する関西大行動」も開催され、御堂筋が人の波で埋め尽くされました。

安倍政権は今週中に法案を成立させる目論みです。絶対止める!戦争法案。今、全ての人々が本気で立ち上がる時です。

(大椿裕子大阪教育合同副執行委員長)