2015/10/24/ 岩国基地大強化を許さない! 京都 (写真)

2015/10/24/ 岩国基地大強化を許さない! 京都 (写真)


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▲田村順玄さん(岩国市会議員)


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岩国基地大強化を許さない!
戦争への道と対決する
10・24集会
沖縄にも岩国にも京都にも米軍基地はいらない


日時 10月24日(土)14時~16時30分
会場 東山いきいき市民活動センター集会室
参加費 700円
講演 田村順玄さん(岩国市会議員)
主催 アジア共同行動・京都(代表・瀧川順朗)
連絡先 TEL 0774-43-8721  FAX 0774-44-3102 

協賛
15岩国・労働者反戦交流集会実行委員会/岩国・希望の祭実行委員会/AWC関西青年部/米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/NO BASE沖縄とつながる京都の会/「待ちなはれ!京都にも米軍基地はいりまへん」の会


■主内容■
主催者あいさつ 瀧川順朗さん
連帯メッセージ 永井友昭さん(米軍基地建設を憂う宇川有志の会)
講演と質疑 田村順玄さん(岩国市会議員)
歌と演奏 川口真由美さんとおもちゃ楽団
岩国行動2015の呼びかけ
アピール(各協賛団体から)


●戦争法の制定と米軍の出撃拠点としての岩国基地

 安倍政権は、戦争法の制定から憲法改悪をもって、戦争をする国へと日本を根本的に転換させようとしています。それは、出撃拠点となる米軍基地の建設・強化と一体のものです。沖縄における辺野古新基地建設は、まさにその焦点となるものです。「本土」においては、その最大の焦点は、山口県の岩国米軍基地の大強化にあります。岩国基地は、朝鮮戦争以来、米軍の出撃拠点として強化され続けてきました。ベトナム戦争においては北爆に向かう米軍機の出撃拠点となり、アフガン戦争・イラク戦争では米軍機が次々と中東へと飛び立っていきました。また、岩国基地の地理的位置から、朝鮮民主主義人民共和国との戦争に備えた出撃拠点となってきました。

岩国基地の大強化を許さない

岩国米軍基地はいま、すさまじい勢いで強化されようとしています。2013年にはオスプレイの「本土」における運用拠点とされ、昨年には普天間基地のKC130空中給油機が岩国基地に移転されました。そして、2017年には、厚木基地の米艦載機59機が移転され、さらには最新鋭ステルス戦闘機F35が配備されようとしています。また、昨年には愛宕山開発跡地において米軍住宅建設が着工されました。これらが実行されるならば、岩国基地は嘉手納空軍基地を上回る極東最大の米軍戦力が駐留する基地となります。

●岩国の闘いと政府による圧殺

このような岩国基地大強化に対して、井原市長(当時)の発議によって2006年3月に実施された岩国住民投票において、岩国住民は圧倒的多数で反対の意思を表明しました。しかし、政府はその結果を無視し、新市庁舎建設への補助金を凍結するなど、まさに岩国市を兵糧攻めにすることによって屈服を迫りました。その結果、現在の福田市長は岩国基地大強化を容認してきました。しかし、岩国住民は決して屈してはいません。愛宕山米軍住宅建設に反対して愛宕山を守る会を立ちあげ、オスプレイの運用拠点化に抗議し、岩国基地大強化に反対し続けてきました。

●岩国を孤立させない!岩国連帯のうねりを全国へ

しかし、このような岩国の闘いへの支援と連帯は、まだまだ立ち遅れています。沖縄の辺野古新基地建設は全国的な反基地闘争の焦点となってきましたが、岩国基地大強化については全国的にはほとんど報道されることもなく、あまり知られてきませんでした。アジア共同行動日本連絡会議は、このような状況を打破しようと2006年秋から毎年岩国に結集し、韓国・フィリピン・オーストラリアなどからの代表、各地の反基地運動の代表を招き、岩国行動を開催することによって、岩国の闘いへの連帯を全国的に拡大しようとしてきました。また、反戦反基地を闘う労働運動の再生を展望して、岩国・労働者反戦交流集会実行委員会が結成され、昨年からは岩国★希望の祭も開始されてきました。

●10・24岩国連帯集会の成功から岩国行動2015へ

 今年もまた、11月28日・29日の両日、岩国行動2015が開催されます。それに向けて私たちは、10月24日に岩国から田村順玄さんを招いて岩国連帯集会を開催します。戦争法案の廃案を要求して闘うすべての仲間の皆さん、そして沖縄・辺野古新基地建設や米軍Xバンドレーダー基地建設に反対してきたすべての皆さん。10・24岩国連帯集会に参加され、岩国基地の大強化とそれに対する住民の闘いをぜひ知ってください。そして、一人でも多くの仲間の岩国行動2015へのご参加を呼びかけたいと思います。




http://iwakunihansen.jimdo.com/
岩国・労働者反戦交流集会