ノーモアJR尼崎事故
生命と安全を守る5.9集会
KTXの分割民営化反対!23日スト弾圧と闘う
韓国鉄道労働者来阪
第1部 (集会と献花)
日時 2015年5月9日(土) PM 2:00~
場所 尼崎・小田公民館ホール (JR尼崎駅北側 徒歩5分)
◆講演
「分割・民営化に反対し、公共鉄道を死守する」韓国鉄道労働者の闘い
韓国鉄道労働者代表団 2名
◆これでいいのか? 現場からの報告
○荒廃するJR職場の実態
○脱線事故遺族の訴え
○事故裁判の今後、
○その他
資料代 500円
○映像と解説で見る鉄道労組の闘い
軽食込み 2500円
今なお、事故に苦しむ多くの家族やご遺族は、失ったものの大きさに悩み、事故の意味を考え続けられております。「二度と同じ犠牲は出さないために」というご遺族の思いは、癒えません。
一昨年12月、お隣の韓国では2万人の鉄道労働者が、KTX(韓国新幹線)の分割・民営化に反対して、23日間のストライキを闘い、厳しい弾圧下(解雇130名を含む8797名の処分)で、なお闘い続けています。公共交通と安全を死守する本物の労働運動と市民・利用者の闘いの道を学び、交流し、連帯していきましょう。
主催:ノーモア尼崎事故、いのちと安全を守る集会実行委員会
韓国鉄道=KORAIL
ストライキと経緯
(1) KTXの新線(水面~平澤/2015年開業予定)を民間企業に運行させる
鉄道公社41%、年金基金など59%で運行新会社=先進化法案
…「民営化でなく、競争原理の導入」(政府)
○鉄道労組「会社設立と出資に反対し」、12月9日13時~無期限ストに突入(金ミョンハ委員長)
10150人がストに参加(76.5%)
○政府・鉄道公社は、「不法スト」と決めつけ、委員長ほか194名を威力業務妨害罪で告発。
参加者7600名が職位解除。
(2) ストライキの経過
2013年
12/ 9 無期限ストライキ突入
12/10 鉄道公社臨時理事会「分割法人の設立」を決議
↑効力停止の仮処分
12/16 朴槿恵「国民経済に被害を与える不法スト」「名分のない集団行為」として強硬姿勢を再確認
→逮捕令状(民主労総本部に籠城)
12/22 警察5500人で民主労総事務所ビルに強制突入(侵奪)
→公憤
12/23 朴槿恵「労働界に妥協せず、ストに対しては強硬方針を貫く」
→韓国労総「労働界への挑戦、謝罪と責任者処罰を要求。労政対話拒否」
12/26 大韓仏教・曹渓宗を通じ和解の模索。(不成立)
12/28 民営化阻止、弾圧粉砕10万人集会
『鉄道産業発展小委員会』を構成すること」で合意。スト収拾。
12/31 9時、地区別報告・現場闘争決着集会で支部ごとに復帰。
4/10 鉄道発展小委に合意できず、解散
《復帰後処分》
○幹部検束(委員長など4人)
○主導者130人への懲戒解雇、251人停職、23人減給。職位解除(=職務排除、基本給のみ。後に懲戒審査。8393人)
○116億ウォン(約11.6億)の組合通帳・財産差押え、162億ウォン(16億円)の損害賠償請求。更に、労組幹部と組合員186人に個人損害賠償を請求
レイバーネット トピック: 鉄道労組2013ストライキ