2015/05/09/ ノーモアJR尼崎事故 (案内)

2015/05/09/ ノーモアJR尼崎事故 (案内)


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JR福知山線 尼崎脱線事故10年を考える!
ノーモアJR尼崎事故
生命と安全を守る5.9集会

KTXの分割民営化反対!23日スト弾圧と闘う
国鉄道労働者来阪


第1部 (集会と献花) 
日時 2015年5月9日(土) PM 2:00~
場所 尼崎・小田公民館ホール (JR尼崎駅北側 徒歩5分)

◆講演
「分割・民営化に反対し、公共鉄道を死守する」韓国鉄道労働者の闘い
国鉄道労働者代表団 2名

◆これでいいのか? 現場からの報告
 ○荒廃するJR職場の実態
 ○脱線事故遺族の訴え
 ○事故裁判の今後、
 ○その他

資料代 500円

第2部 (韓国鉄道労組との激励・交流集会) 
日時 2015年5月9日(土) PM 6:30~
場所 尼崎・小田地区会館 (JR尼崎駅南側 徒歩5分)

○映像と解説で見る鉄道労組の闘い

軽食込み 2500円


 107名の尊いいのちを奪った尼崎脱線事故から10年を迎えます。

 今なお、事故に苦しむ多くの家族やご遺族は、失ったものの大きさに悩み、事故の意味を考え続けられております。「二度と同じ犠牲は出さないために」というご遺族の思いは、癒えません。

 JR西日本の企業としての「安全軽視の経営体質」は、一時緩んだものの再び復活しつつあります。この間の重責にあった3社長は、神戸地裁で「罪に問えず」とされ、更に高裁で裁判継続中です。

 公共交通機関としての、乗客と社員の「いのちと安全」を守る責任はあいまいなままJRは走り続け、北海道・四国・貨物などの赤字経営をつぎはぎして、JR九州の上場が来年にも予定されています。

 営利のために手段を択ばない大競争時代(メガコンペティション)の合理化と競争を根本的に見直す新しい労働運動や市民運動が求められているのではないでしょうか。

 一昨年12月、お隣の韓国では2万人の鉄道労働者が、KTX(韓国新幹線)の分割・民営化に反対して、23日間のストライキを闘い、厳しい弾圧下(解雇130名を含む8797名の処分)で、なお闘い続けています。公共交通と安全を死守する本物の労働運動と市民・利用者の闘いの道を学び、交流し、連帯していきましょう。

主催:ノーモア尼崎事故、いのちと安全を守る集会実行委員会



国鉄道=KORAIL

(1) KTXの新線(水面~平澤/2015年開業予定)を民間企業に運行させる

鉄道公社41%、年金基金など59%で運行新会社=先進化法案
…「民営化でなく、競争原理の導入」(政府)

○鉄道労組「会社設立と出資に反対し」、12月9日13時~無期限ストに突入(金ミョンハ委員長)
 10150人がストに参加(76.5%)

○政府・鉄道公社は、「不法スト」と決めつけ、委員長ほか194名を威力業務妨害罪で告発。
 参加者7600名が職位解除。

(2) ストライキの経過

2013年
12/ 9 無期限ストライキ突入
12/10 鉄道公社臨時理事会「分割法人の設立」を決議
     ↑効力停止の仮処分
12/16 朴槿恵「国民経済に被害を与える不法スト」「名分のない集団行為」として強硬姿勢を再確認
     →逮捕令状(民主労総本部に籠城)
12/22 警察5500人で民主労総事務所ビルに強制突入(侵奪
     →公憤
12/23 朴槿恵「労働界に妥協せず、ストに対しては強硬方針を貫く」
     →韓国労総「労働界への挑戦、謝罪と責任者処罰を要求。労政対話拒否」
12/24 韓国労総「28日の朴槿恵政権退陣全面スト」に参加指示。
12/26 大韓仏教・曹渓宗を通じ和解の模索。(不成立)
12/28 民営化阻止、弾圧粉砕10万人集会
12/30 与野党仲裁「国会国土交通委員会に労組代表も参加する
     『鉄道産業発展小委員会』を構成すること」で合意。スト収拾。
12/31 9時、地区別報告・現場闘争決着集会で支部ごとに復帰。
 4/10 鉄道発展小委に合意できず、解散

《復帰後処分》
○幹部検束(委員長など4人)
○主導者130人への懲戒解雇、251人停職、23人減給。職位解除(=職務排除、基本給のみ。後に懲戒審査。8393人)
○116億ウォン(約11.6億)の組合通帳・財産差押え、162億ウォン(16億円)の損害賠償請求。更に、労組幹部と組合員186人に個人損害賠償を請求




レイバーネット トピック: 鉄道労組2013ストライキ 




2015年4月20日(月)放送 
“安全”をめぐる対話 ~JR福知山線脱線事故から10年~