●東京労組フジビグループ分会
200人の地域デモ
解決へ大きな弾み
九月十四日で、あの忌まわしいフジ製版偽装倒産・不当解雇から二年となりました。九月十八日には、冨士美術印刷田中会長宅マンションの隣地にある田端台公園での決起集会、冨士美術印刷社前を通るデモを行い、二〇〇人を超えるご参加を頂き、誠にありがとうこざいました。闘争勝利、解決に向け大きな弾みとなりました。
東京都労働委員会は八月に審問を終え、公益委員より労使双方に対し和解に向けた検討の要望が出されました。私たちも早期解決に向けて和解の可能性を探り、九月十二日には支援共闘会議として荒川区長、区議会議長、議員各会派に対し、解決に向けた協力の要請を行いました。併せて区内事業者約二〇〇件に向けて現状の報告と和解に向けたご尽力お願いの手紙を出しました。そうした一方で、頑なな姿勢を続ける冨士美術印刷田中一族に対しては原則的に対応し、現場での闘いを進めて参ります。
当該三人に対するスラップ損賠訴訟にとどまらず、社前に立てた旗を、行政を使って撒去させたり(一般商店の旗は黙認)、会社への立ち入りを規制しようとする文書を個人宅に送りつけてきたり、フジビによる嫌がらせはエスカレートするばかりですが、無駄な抵抗にしか見えません。共闘会議の拡大と共に、私たちの闘いは勝利に向け、確実に前進しています。