最低賃金14-103 兵庫労働局に最低賃金の案内の多言語化を要請、実現

最低賃金14-103 兵庫労働局に最低賃金の案内の多言語化を要請、実現


ア) 兵庫労働局に送ったメール
イ) ブログ内 関連サイト
ウ) 今年の意見書の抜粋
エ) 兵庫労働局の多言語の案内


ア) 兵庫労働局に送ったメール


10月9日、神戸西労基署を訪問した時に、最低賃金の案内を見かけたので、兵庫労働局に要請を送っておいた。以下、送ったメール。


最低賃金の多言語での案内について

本日、神戸西労基署に行った際、英語版、中国語版、韓国語版、スペイン語版の最低賃金のチラシが、1階に置いてありました。

これら多言語の案内を、兵庫労働局のホームページにも掲載してください。

例 東京労働局

▲改めて、14日に要請文を入れて置いた。
ポルトガル語が置いてなかったのは?他の言語の後ろに隠れていたのか?スペイン語と違いが分からず一緒になってしまっていたのか?


イ) ブログ内 関連サイト




ウ) 今年の意見書の抜粋

④ 最低賃金の多言語での案内を

 兵庫労働局発表の「兵庫労働局における外国人雇用状況の届出状況(2013年(平成25年)10月末現在)について」(2014年2月14日)によれば、「外国人労働者数は16,610人(前年同期比1,179人、7.6%の増加で2007年(平成19年)に届出が義務化されて以来、過去最高)。」とのことです。

 「2013年(平成25年)末現在における在留外国人数について(確定値)」(法務省2014年3月20日)によれば、在留外国人数が最も多いのは東京都(40万7,067人)で全国の19.7%を占め、以下、大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉県、千葉県、兵庫県と続いています。兵庫県は、全国7番目で約9万7千人です。

 2007年6月21日の神戸新聞は「中国人実習生 最低賃金違反で訴え 小野の縫製会社」、2009年8月20日の神戸新聞は「未払い賃金求め 中国人実習生提訴 神戸地裁」と、外国人実習生の最低賃金法違反のケースを報じています。こうした外国人実習生の問題は、全国で今なお起こっています。

 兵庫県下の外国人実習生・留学生などに最低賃金を周知する必要があります。

 既に、東京労働局をはじめ多くの労働局で多言語の案内が行われています。こうした事例を参考にし、兵庫県でも多言語で広報するよう、労働局に要請してください。

 東京労働局の場合、最低賃金の案内を、日本語、中国語、英語、スペイン語ポルトガル語、韓国語でされています。

  東京労働局




エ) 兵庫労働局の多言語の案内



▲10月16日には掲載されていた。()は、追加。
厚労省、「ハングル」か「韓国語」かは統一されていないようだ。