不二家の新規連結子会社スイートガーデンの寄与もあり売上伸長

不二家の新規連結子会社スイートガーデンの寄与もあり売上伸長



決算・IR情報


イメージ 1

▲5頁(ファイルの7頁)
 不二家の新規連結子会社スイートガーデンの寄与もあり売上伸長




④洋菓子部門(売上高609 億10 百万円、対前年同期比103.4%)
洋菓子は、主力製品の不振やコンビニエンスストアでのPBスイーツ強化の影響により売上は伸び悩みましたが、㈱不二家による㈱スイートガーデンの連結子会社化もあり、前年同期の売上を上回りました。


▲2頁(全体4頁)





会社・IR情報

2014年7月31日
平成26年12月期 第2四半期決算短信(308KB)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 当第2四半期連結累計期間(平成26年1月1日~6月30日)のわが国の経済は、企業収益や雇用環境が改善傾向を強めているものの、消費税率引上げ前の駆け込み需要とその後の反動による影響もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
 当社グループが属する食品業界におきましては、消費者の根強い低価格志向が続く中で、同業他社との販売競争は熾烈さを増し、さらに、円安や相場変動に伴う急激な原材料価格の高騰が収益を大きく圧迫する厳しい経営環境となりました。

 このような環境の中で当社グループは、「常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティー・ベストサービス)を通じて、お客様、ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する」という経営理念のもと、グループ全社を挙げて、お客様視点に基づく、お買い得感や値頃感を訴求する商品やサービスを提供するとともに、高品質な商品や付加価値のあるサービスの提供にも取り組み、売上の拡大をはかってまいりました。また当社は、事業規模の拡大と将来にわたる経営基盤の確立に繋げるべく、和洋菓子等の製造販売及び「タカラブネ」「スイートガーデン」等の店舗ブランドによる小売事業を展開する㈱スイートガーデンを4月1日に連結子会社化し、同社の店舗473店と神戸工場を当社グループに加えることといたしました。これにより、既存洋菓子事業と合わせた、生産面、物流面での効率化や、同社の商品開発力を活かした品揃えの強化、同社店舗の競争力向上に向けた不二家ブランド化等を早期に実現するなど、所期の目的達成に向けた、具体的な製品施策、営業戦略を進めております。
(以下略)

<洋菓子事業>
(省略)また、㈱スイートガーデンの売れ筋商品やギフト商品を導入した品揃えの強化にも取り組みました。
 店舗開発につきましては、引き続き集客力のあるショッピングセンター内への出店を積極的に進めるとともに、不二家ブランドの優位性が顕著な関東や、九州、東北地区におけるスイートガーデン店舗について、不二家洋菓子チェーン店への早期改装を進めるなど、不二家グループとして、その経営資源を最大活用した店舗の再編成に着手いたしました。その結果、当第2四半期連結会計期間末の不二家洋菓子チェーンの店舗数は、前年同期に比べ186増加し、890店となりました。
(中略)
 4月1日より連結子会社化いたしました㈱スイートガーデンにつきましては、小売店舗の不二家への移管による売上減少がありましたものの、OEM生産が順調に推移し、当初の計画どおりの実績を確保することができました。
(中略)
 この結果、ケーキ等の洋菓子類の売上高は、消費税率引上げにより、ホールケーキなどの高単価商品の売上に影響が出たものの㈱スイートガーデンの新規連結もあり、13516百万円(対前年同期比120.5%)と伸長いたしました
(以下略)

 


2014年7月31日
平成26年12月期第2四半期連結累計期間業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ(107KB)

3.差異の理由
1)第2四半期累計期間実績差異の理由
 売上高につきましてはお買い得感や値頃感を訴求する商品やサービスを提供するとともに、高品質な商品や付加価値のあるサービスの提供にも取り組み、洋菓子事業、製菓事業ともに売上の拡大をはかることができました。さらに平成26年4月1日に子会社化しました㈱スイートガーデンの売上高も加わり、当初計画を上回りました
(以下略)

2)通期業績修正の理由
 通期におきましては売上高は㈱スイートガーデンの新規連結に伴い、修正を行いました。
(中略)
 さらに、㈱スイートガーデンについては店舗の不二家ブランド化を推進するとともに、量販店やコンビニエンスストアなどへの商品供給の拡大につとめてまいります。加えて、親会社である当社と互いの生産ラインの特性を活かした効率の良い製品供給体制を早期に構築してまいります。


(F)