全港湾大阪支部とユニオンおおさかの呼びかけで取り組まれた「人らしく生きさせろ!なんば行動」。年明け一月十一日が第一弾だったが、その第二弾が四月二十三日に再びなんば高島屋前を舞台にして行われた。全港湾の仲間を中心にユニオンネットワーク・大阪全労協からも大勢が駆けつけ、現国会で目論まれている労働法制の改悪をはじめ、悪化するばかりの現在の労働環境を改善するため取り組みを次々と訴えた。
労働法制改悪についての労働組合の取り組みは、マスコミなどでも揶揄されるように力弱く、全体の流れを変えるには至っていない。東京では全労協を含めた共同アクションが結成されたばかりで、大阪ではむしろ弁護士会や大阪労働者弁護団が労働組合に先んじて取り組みを進めている。とはいえ、いかに労働組合の力が弱いとはいえ、私たち自身の課題であるのだから、頑張りたいと思う。
(F)