8/14 日本軍「慰安婦」 メモリアル・デー (大阪)

8/14 日本軍「慰安婦」 メモリアル・デー (大阪)


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▲開始前の看板


日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク



http://fightforjustice.info/





宣言文
日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!

 1991814日、韓国の金学順さんが、日本軍の「慰安婦」被害者であったことを初めて名乗り出ました。この勇気ある告発がきっかけとなって、アジア各地の被害女性たちが半世紀の沈黙をやぶって次々に証言し、日本政府の責任を問い始めました。この告発は、日本軍性奴隷制の実態を明らかにしただけでなく、旧ユーゴ粉争をはじめ、紛争下で性暴力被害を受けた女性たちにも勇気を与え、軍隊そのものの暴力性を暴いていきました。

 金学順さんが名乗り出た日を記念日にしよう! 201212月の世界人権デーの日、被害女性、被害国や加害国の支援団体・個人が参加した第11回アジア連帯会議(於:台湾)で、814日を日本軍「慰安婦」メモリアル・デーにすることを決定しました。

 一方、加害の主体であった日本政府は、日本軍性奴隷制に対する責任を認めず、政府・軍の関与と「慰安婦」制度の強制性を認めた「河野談話」をも見直す動きを見せています。歴史の事実を否定し、歪曲する政治家の発言は後を絶たず、さらには中学歴史教科書から「慰安婦」制度に関する記述が削除され、子どもたちは「慰安婦」制度の事実を知る機会さえ奪われてしまいました。

 歴史の事実を明らかにすること、そしてその事実を、二度と同じことが繰り返されないように永遠に記憶しつづけること、それは被害者たちの願いです。紛争下であっても性暴力は犯罪行為であることを全身全霊で世界に示した「慰安婦」被害者の勇気を、非人道的な戦時性暴力の実態を、世界中の子どもとおとなに伝えていかなければなりません。そこで私たちは、紛争下の性暴力を国際的に問うきっかけになった814日を国連の公式記念日にするためのキャンペーンをスタートすることにしました。

 私たちは、解決されなかった問題の被害者として日本軍の「慰安婦」にされた女性たちを記憶したいのではありません。女性たちの勇気が歴史を変えたこと、被害を受けた女性たち自らが変革の主体になったことを記憶したいのです。だからこそ私たちは、日本軍の性暴力を受けた女性たちが一人でも多く存命のうちに、日本政府が事実を認め、被害女性が受け入れられるような謝罪、補償、教育を実施するよう、国連の記念日にするためのプロセスを最大限に活かしていきます。

 20138月、日本各地、世界各地で開催されている第1回日本軍「慰安婦」メモリアル・デーのイベントに参加した私たちは、814日を国連の記念日にするため、そして戦争と暴力のない世界をつくるために、連帯して行動することを宣言します。


2013814
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
軍隊と性暴力の歴史に終止符を!「私はフイリピンで、日本軍に性奴隷にされました」集会参加者一同

 


(リタイプ。誤植の場合はすいません)




(大阪)