宮城メーデー  全労協新聞 2013年6月号 2面から




●宮城メーデー
安倍政権の
労働政策に
反撃を


宮城全労協は五月一日、仙台市でメーデー集会を開催。講演・学習の部では「安倍政権と労働ビッグバン」をテーマに遠藤一郎さん(全労協任幹事・全国一般全国協副委員長)から報告を受けた。

内容は第一に、政府が経済財政諮問会議のもとに産業競争力会議と規制改革会議を置き、「正社員改革」や「解雇自由」などの議論していることは、自民党政権時代の「労働ビッグバン」の継続・発展である。

第二に、政府議論の多くは通。第に、それらは六月「骨太方針」の柱の一つとなり、労働側の反撃が問われる。

講演後、参加者から「政府の議論は錯綜していたり、水面下だったりしてわかりにくい。こちら側のすっきりした反撃の武器を作っていくべきだ」「職場での具体的な取り組みを通して、攻撃をリアルにとらえていく必要がある」などの感想がだされた。




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