大阪市役所前で400人が怒りの抗議(5月17日)
橋下徹大阪市長の「慰安婦制度は必要だった」「米軍は風俗の活用を」といった一連の発言を受け、五月十七日、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク主催による緊急抗議集会が、大阪市役所前で行われました。二日前の告知であったにもかかわらず、橋下発言に怒る人びとが四〇〇人以上も集まり、御堂筋に溢れ出さんばかりの状態でした。大阪全労協は、この取り組みに連帯することを決め、組合員に緊急の呼びかけを行いました。当日、集会会場には、多くの組合員が参加していました。
元従軍慰安婦の方々、沖縄の人びと、風俗業に従事する人、そして全ての女性を冒涜する発言であるにとどまらず、全ての男性をも侮辱する今回の発言に、集会に集まった人びとの怒り、そして悲しみは、頂点に達していました。集会では、「これ以上は許せない!橋下徹は直ちに辞任しろ」、その思いを抱えた人びとの怒りのリレートークが続きました。
この行動は今後も継続して行われます。私たちは、この取り組みに連帯し、今回の発言に対し、撤回及び謝罪を求めます。そして、人権蹂躙行為をくりかえす橋下徹には、政治家を辞めてもらうしかありません。全国から、怒りの声をあげてください。
(大椿裕子 大阪教育合同労働組合副執行委員長)
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