2012/09/15- フィリピン・トヨタ労組 来日

フィリピン・トヨタ労組 来日
 
9/15-16 コミュニティ・ユニオン金国交流集会(in京都)
9/16-17 フィリピントヨタ労組を支援するトヨタ愛知本社行動
9/19     トヨタ東京本社前行動(東京総行動)

フィリピントヨタ労組を支援する会

以下、レイバーネット

 
9月19日の夕刻、フィリピントヨタ労組(TMPCWA)のエド・クベロ委員長とジェイソン執行委員は東京総行動の200人に仲間とともにトヨタ東京本社前で来日闘争の最後の申し入れ行動を行った。エド・クベロ氏は昼間の東京本社との交渉でトヨタが基本理念として「人間を尊重する」掲げるなら、労働者の人権を尊重し、誠実に交渉すべきだと訴えた。しかし、トヨタは今回滞在中も組合に対して終始何の誠実な交渉もしなかった。最後に全員で11年間も続く237人の仲間の不当解雇・組合つぶしをすぐに撤回することをシュプレヒコールした。(報道部MT) 詳報トヨタ自動車社長への申入れ書(pdf)チラシ「許せない!トヨタの詐欺的蛮行」(pdf)

 
9月17日、早朝7時から豊田市トヨタ本社へフィリピントヨタ労組支援のビラ入れと抗議申し入れ行動を行った。ビラをティッシュに入れて配布したが、トヨタ社は人事課の社員を各所に立たせ、社員への監視を行い、無言の圧力を加え妨害を行った。そうした中でも堂々と受け取っていく人も少数ながらいた。ある場所では用意したティッシュが無くなった。9時より本館前に全員が集まり申入れ行動を行い、申入れ交渉団が社内に入り、対応した総務課社員に申入れ書を手渡そうとした。が、姑息なことにトヨタ側は何ら反応をせずに黙秘で通そうとした。これには初来日したジェイソン執行委員は「今日のトヨタの対応にはがっかりした」と述べた。(オイドン) 報告9/19東京本社行動 *写真=本社前で抗議行動が続いた
 

名古屋駅前のミッドランドスクェァビルにはトヨタ本社の一部門がある。9月16日午後3時からフィリピントヨタ労組のジェイソン執行委員とエド委員長も参加して、トヨタ名古屋本社への抗議行動が闘われた。ジェイソン執行委員、エド委員長は自分たちの闘いは解雇され12年たつが、トヨタは今だ交渉しようとせず、そればかりか11年間も続いている刑事事件裁判でまた保釈保証金提出命令を裁判所に出すように仕向けるなど、解雇者へのハラスメントを続けている。しかし、われわれは屈することなく、日本の支援者と共に闘い続けると、力強く述べた。(報告=オイドン・写真=木村ジョウ) 写真速報
 

自動車生産世界ナンバーワンのトヨタは「労働者いじめ」でも世界ナンバーワンだった。2001年、組合をつぶそうと233名を解雇したフィリピントヨタ社。民間武装集団と機関銃武装した警察の監視下でも、組合員は11年半に及ぶ「解雇撤回闘争」を家族ぐるみで闘ってきた。13日の「レイバーネットTV」の特集は「トヨタ無法地帯」。日本本社に抗議のため来日中のエド委員長とジョイソン執行委員がゲスト出演した。また、マスコミが報道することのない日本のトヨタ「絶望職場」の実態を、全トヨタ労組・若月委員長が証言した。アーカイブでご覧ください。(レイバーネットTVプロジェクト) 写真速報アーカイブ(90分)番組内容「40年経っても変わっていない」(鎌田慧)9/16名古屋行動報告
 

 
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