全国の職場・地域で闘う全労協3  全労協新聞 2012年4月号 2面3面 u

全国の職場・地域で闘う全労協3  全労協新聞 2012年4月号 2面3面
 
 
 

1.国労東京新橋支部 東京電力へデモ
2.大阪全労協 米教員組合と交流
3.神奈川県共闘 一日、要請、抗議、デモ
 

国労東京新橋支部
東京電力へデモ
 
 
国労新橋支部は職場から春闘を闘おうと「自らの要求は自らの闘いで勝ち取る」「自ら出来る事はやりきる」組合員一人ひとりが決起する場として今年の二月から三月にかけて、二〇一二年支部春闘統一行動を取り組んできました。

春闘の行動の取り組みは、三月七、十四日JAL不当解雇撤回東京地裁前の要請行動。三月九日「2012年春闘勝利総決起集会」明治公園(国労本部主催)への参加、三月十二~十三日には各地区協主催での学習会、職場交流会等創意工夫な取り組みを行ってきました。あわせて、原発いらない3・11福島県民大集会と、春闘行動の一連の取り組みとし参加をしてきました。

国労支部春闘統一行動集約集会を三月十六日に、新橋・交通ビル地下ホールにおいて、上部機関から情勢報告、南部全労協から連帯の挨拶、JAL不当解雇撤回裁判原告団からの闘う決意表明、貨物職場とJR職場から報告をうけ、行動の集約、当面する行動の意思統一を行い、新橋・交通ビルから~東電~鍛冶橋までを約三五〇人の組合員でデモ行進を行ってきました。

昨年は震災の関係もあり春闘行動を中止せざるえませんでしたが、あらためて春闘の意義と任務を再確認をしてきたところです。
 

 
●大阪全労協
米教員組合と交流
 
 
西日本春闘討論集会が二月二十五~二十六日大阪で行われ、関西以西のなかま一二〇人が大阪コロナホテルに集まった。「12春闘―各地の闘いの報告と課題」(中岡全労協事務局長)「震災復興と脱原発労働組合の課題」(亀谷東全労協事務局長)「アメリカのOCCUPY(占拠)運動と労働運動」(アメリカ・ウイスコンシン州教員組合)の三つのテーマで報告を聞き質疑・討論の予定だったが、思わぬ大雪で仙台空港が閉鎖して亀谷事務局長は来られなくなった。東北からの話を聞けなかったのは残念であったが、その分、各地からの報告や討論に時間を割けたし、夜の交流会にも引継ぎ多いに盛り上がった。

ビデオを交えたウイスコンシン州からの闘いの報告は、大阪で橋本維新が強行する君が代起立条例や教員基本条例・職員基本条例と同じような攻撃であることを教えた。教育合同からの反ハシズムのたたかいの報告、三月十六日の大阪市役所前行動への結集が呼びかけられた。

(大阪全労協・石田俊幸)
 

 
●神奈川県共闘
  一日、要請、抗議、デモ
 
三月十六日、朝九時から横浜市川崎市への要請。神奈川シティユニオンのリ・ケア多摩(解雇)、日産自動車(解雇)テルウエル東日本(不利益変更)、東京・品川の日本精工外国人差別解雇)。県共闘の中央郵便局(座間ゆうメイト解雇)、NTT社(保坂さん転勤要請、五十歳リストラ)。横浜シティーユニオンの鶴見・新和工業(強制配移転)、東電神奈川支社(反原発)への抗議行動を行ない、県労働局交渉で全団体が合流。夕方、国労神奈川は関内駅でビラ配布。

夜、大通り公園での二〇〇人弱での決起集会。各団体から今日一日の報告と争議当該者からの訴えを受け、連帯挨拶としてNTT保坂さんの決意表明、金澤全労協議長の12春闘激励連帯と三月末に判決が出るJAL不当解雇撤回裁判原告団から支援要請が行なわれた後、桜木町までデモ行進。
(神奈川県共闘 川端勇治)
 


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