全国一般全国協ニュース 2011年10月31日 2面 さよなら原発1000万人アクション

機関紙『全国一般全国協』(第109号2011年10月31日)
 
2面


さよなら原発1000万人アクション
来年3月署名提出行動まで、全力で1000万人署名を集めよう!
 
 
★ 9・19明治公園に6万人が結集!
 
 9月19日明治公園には福島をはじめ全国から6万人ものひとが集まった。全国一般全国協も全国から約200人が参加した。千駄ヶ谷駅から公園までひとヒト人で身動きがとれないほどだった。「原発いらない!子どもを守れ!政府・東電は責任を取れ!」など、必死の思いがあふれている。
 来年3月署名提出行動まで、全力で1000万人署名を集めよう!
 

 
★ 3単産500人で東京電力抗議行動へ!
 
 本集会に先立つ11時半から、3単産(全港湾・全日建連帯・全国一般全国協)500人は、東京電力本社(内幸町)へ申し入れ行動をおこなった。
 三単産の委員長あいさつと、シュプレヒコールの後に、三委員長と全港湾小名浜支部委員長の4人が申し入れた。その内容は、①福島第1原発事故を早急に収束させ廃炉とすること、②自主避難等を含めた全被害と将来の影響まで全額補償すること、③休止中の原発再稼働を行わないことと今後の新規原発建設を一切行わないと、の3点。三単産はともに脱原発の闘いを強力に推し進める。
 
 
★ 3・11以後を生きる労働組合として
ふくしま連帯ユニオン
 
 私たちは震災と原発事故後、支援・被災者支援電話相談・脱原発運動支援と種々の運動に関わり、反原発の確かな潮流を作りつつある。しかし、それが現実政治を動かす力となるためには、より一層の努力が必要とされるし、被災当事者としての発信力も問われることになるでしょう。反原発のうねりはまだまだ国民の深部には届いていないし、日本の政治を根底的に変える力にはなりえていないと思います。
 全国市町村の議会へ反原発の議員を続々と送り込めるような、現実的な政治力が今こそ必要とされる時はないのです。そのための拠点としての労働組合の在り方も考えねばならないでしょう。
 今福島県は、避難警戒区域の解除と除染そしてこどもの避難で今も揺れ動いています。東電の賠償金支払いへの種々のハードルの設定とツーレイト・ツーリトルでの事故風化作戦。東電は救済され、10万人の避難者は見捨てられかねません。これらの避難者のみなさんは国・県・市町村の救済案に期待を寄せていますが、その施策は避難者の思いとは程遠いものがあります。
 わたしたちは、それらの被災者の方々と手を携え、長期にわたり国・県・東電を相手に困難な闘いを地域の再生を賭けてたたかわねばならないと決意しています。
 

 

 
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(F)