中部工場閉鎖闘争は終わっていない

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(きょうとユニオンの玉井書記長です。いつもお世話になっております。これは7・28のSG本社行動の写真。この日は、社長も人事部もおらず、申し入れについても、後で形だけの対応でした。)

 中部工場閉鎖反対闘争は、まだまだ終わりません。
 労働者の生活基盤や人生設計を無視した、一方的な工場閉鎖の強行は、生産が終了してから1ヶ月半が経っても、様々な傷跡を残しています。

 一方的に職を奪われ、次の当てがない人が、100名近く。スイートガーデン社の社長は、130の再就職口を見つけたいって言っていたが、あれは一体、どうなったんだ。

 絶望して他工場に行った労働者が、結局、続けられなくて辞めて行っている。そういうことへの責任を考えたことがあるのか。

 どこへも行けずに、営業や直営店に行かされた労働者は、慣れない仕事や、長い通勤時間で疲れ、それ以上に、もしまた、一方的な営業所や店の閉鎖があれば、次はどうなるのか、という不安にさいなまれている。それに、どう答えるんだ。

 中部工場の生産設備を、突然に持ってこられた埼玉・神戸工場では、労働環境が悪化し、ひしめく設備で通行できないような状況になっている。埼玉では、団交か労使協議を申し入れたが、「京都でしか団交をやらない」と開き直っている。京都でも、団交はズルズルと引き延ばしているじゃないか~。

 200名近い労働者に大きい影響、爪あとを残した中部工場閉鎖。こんなことを事前の協議なしに強行し、後始末だけを労組に押し付ける、SG経営のような無責任会社が、日本社会を荒廃させるんだ。
 襟を正してサッサと団交を行い、中部工場閉鎖の傷跡に、正面から向き合え。