ユナイテッド闘争団 成田空港で宣伝行動を再開
/ 全労協新聞 2020年8月号
全労働者組合ユナイテッド闘争団
成田空港で
宣伝行動を再開
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け一時中断と延期を余儀なくされていたユナイテッド闘争団の不当解雇撤回と原職復帰を求める闘いは、五月末の緊急事態宣言の解除を受け六月二十日より闘争現場、成田空港での第四二回就労アピール行動を皮切りに四ヵ月ぶりに再開された。
空港内は閑散とし乗降客や地上職員も少ないなか、更に成田国際空港株式会社からの行動中止を再三求められていたが、応援に駆けつけた五十人を超える支援の仲間とともにユナイテッド航空搭乗手続きカウンター前で「行動再開の宣言」として声を上げた。
その結果、ユナイテッド社に対し力強い抗議の意思を改に見せつけ闘争の継続を会社に知らしめたことで大きな成果を得た。そして、何よりコロナ禍のなか多くの仲間が一緒に不当解雇撤回を訴えたことで支援者同士の連帯と団結を
確かめ、これからの運動への新たな思いが伝わったアピール行動だった。
一方、雇用継続を求める控訴審は、第三回□頭弁論が三月九日に予定されていたが、期日が取消しとなり第二回口頭弁論が開かれた昨年十二月から八ヵ月になろうとしている。不当解雇撤回・高裁勝利を目指し、東京地裁での判決の見直しを強く求めていく。
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