全労協/ 一日も早く安倍政権打倒を / 新聞 2019年11月号
平和を守る闘いは正念場一日も早く安倍政権打倒を
全労協副議長
東京清掃労組
江森秀稔
全労協各単組の組合員の皆さん、このたび副議長の任を仰せつかることとなりました江森と申します。出身単組は東京清掃労組です。第三一回定期大会には身内の不幸のため出席できず、ご迷惑をおかけいたしました。
さて、昨今の世界情勢に目をやりますと排外主義・自国優先主義が蔓延し、緊張が高まっていると感じているのは私だけではないと思います。国内では七月の参議院選挙において改憲勢力が三分の二を割り込んだものの、与党の過半数は揺るがず、相変わらずの「都合の悪いことは隠してしまう」政治が横行しています。さらに憲法問題では「国民から改憲の議論をすることの信任を得た」また内閣改造後の会見でも「憲法改正は必ず成し遂げる」と安倍首相が発言し、一部野党を巻き込む形で強引に改憲への道を進もうそしています。我が国の平和を守る闘いはまさに正念場を迎えようとしています。
一方で景気に目を向けてみますと、月例経済報告で景気の減速が報告されています。政府はこの間、好況感を強調し、あたかも賃上げにより国民の消費意欲が高まっているかのようなことを言ってきましたが、多くの労働者はそれを実感できておらず、既に「アベノミクス」の破綻はあきらかです。
最後になりますが、全労協運動の益々の発展と、真に労働者のための働き方改革の実現、そして我が国の平和を守り、一日も早い安倍政権の打倒のため、全労協組合員の皆様とともに微力ながら尽力させていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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