会長・社長は、岡崎周辺で仕事探しを

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(中部工場門前で、閉鎖に対して抗議するSG労組のメンバーたち 09.5.15)

 6月8日の団体交渉において組合は、再就職斡旋について会社は本腰を入れて取り組むべきであることを強く要求しました。
 再就職斡旋についての進捗状況を尋ねた組合にたいし、小池社長の最初の発言は、「あまり進展していない」でした。中部工場の労働者が肌身で感じているように、雇用情勢が厳しいので積極的に動かなければ、再就職先などありません。動かない会社が、再就職先を確保し事態を「進展」させることなどできません。

 会社は中部工場の労働者が署名や委任状などで切実に要求し、組合が強く要求した結果、5月27日にやっと再就職斡旋窓口の開設を発表しましたが、ほとんど何の準備もしていませんでした。
 そのことに対する批判と怒りはありますが、雇用情勢が厳しいおり、会社に全力をあげてひとつでも多くの仕事を確保させ、一人でも多くの労働者がそれによって再就職することが先決です。

 6月8日の団体交渉でもそのような立場から会社に対する具体的な要求をおこないました。これに対して会社は、すでに退職者がではじめているにもかかわらず、「窓口を開き様々なご意見を伺ってから対応する」などと寝ぼけた話をしています。

 組合の立場は、
 第一に、4月6日時点で解雇する労働者分の再就職先などを確保しておくべき、せめて見通しを立てておくべきということです。
 第二に、色々、言い訳をしないで、社長、会長、が直ちに岡崎に張り付いて仕事探しをして、その結果を日々、中部工場の労働者に報告せよ、という具体的なことです。

 今後も継続して社長、会長が率先して岡崎市周辺でひとつでも多くの再就職先を確保することを要求し続けます。