おぬしもワルじゃのぅ~

 6月8日、SG団交が行われました。

 ワンマン会長が、扇子で口元を隠して、「おぬしもワルじゃのぅ~」と満足そうにささやく…。
 その日の夜は、そういう場面の悪夢を見てしまいました~。
 そうです。不誠実団交とは、これ!っていう感じですね。

 4月6日に、突然の一方的な「閉鎖通告」をしておいて、雇用契約期間補償、自立支援金、再就職あっせんなど、「せいっぱ~い」といいながら、梅雨のナメクジのようにしか交渉を進めないまま、ズルズルと閉鎖してしまおう、というのでしょうか?

 確かに謝罪は聞きました。「中部工場の方には、結果として申し訳ないことになった」というのは、物事の半分。「結果として」とか、悠長なこと言ってる前に、閉鎖でほとんが職を失う、しかも契約期間の途中で失職するのは、「閉鎖」を考えた時点で明らか!! 最初に、「雇用責任」を考え、職を失う労働者に、これぐらいの再就職を準備しよう、これぐらい補償にあてようなどなどと、経営者なら、考えるはずですが…。
 社長の「せいいっぱい」という自分の主観だけ(数字で言って欲しい~)が、オームのように繰り返されるのは、まともな労使交渉とは言いがたいですね。

 悪あがきは、やめましょう。「雇用責任」があることも認めざるを得ないし、契約期間の勝手な中途解約は許されないし、有給休暇を与えないのは法律違反だし、企業としては一方的な閉鎖なら再就職あっせんや自立支援金は考慮すべきだし…、それらを納得のいく話し合いで解決することが必要です。ちゃんと中部団交で、会社の姿勢を示すべきですね。
 
 「おぬしもワルじゃのぅ~」なんて、やってるのは誰だ!