■一方的な中途解約を許すな■
会社は5月末日に「るんなライン」の閉鎖に伴う、労働者の中途解約を強行しようとしています。ライン別に中途解約の30日前に解雇予告してくることが考えられます。
中部工場閉鎖についての十分な説明も謝罪もせずに、閉鎖を強行する会社に対して労働組合は怒りを禁じえません。閉鎖に伴う補償内容についても、4月27日に口頭で、ⅰ)平均賃金の60日分の支給、ⅱ)9月末日までの賃金の60%補償、ⅲ)未取得の有給休暇の消化、のようなことを説明しただけです。文書で説明したわけではないので詳細は不明です。
会社は各労働者にたいし文書で提示するのは、各労働者の支給金額だけだと説明しています。肝心なことは十分に説明せずに、結果だけおしつける会社の労働者無視の態度があらわれています。30分程度で、中部工場閉鎖を労働者に「懇切丁寧に説明し謝罪した(小池社長)」と開き直る対応と同様です。
■低すぎる会社補償額にNO!組合要求にGO!■
上述の会社の補償額は低すぎます。組合はアルバイト、パート、契約などの労働者にたいしては、以下の内容を要求しています。
1、中部工場閉鎖についての謝罪
2、契約期間、日数、時間の順守と契約期間満
了までの賃金保障
3、生活自立支援金4か月(過去1年のうち一
番収入の多かった月を基準に)
4、未取得の有給休暇の買い取り
5、専任の会社担当者による再就職の斡旋、紹介
■正社員への面談が始まった■
7日から正社員への面談がはじまっています。転勤の内示です。
正社員の皆さんは転勤するか否かは別にして、要求すべきことは、どしどし要求してください。
不明な点、労組として交渉してほしいことについては、門前で伝えてください。電話、メール、ブログの書き込みでもかまいません。
労働組合の正社員に関する要求は裏面にあります。
■中部工場で団体交渉を実現しよう■
13日に京都で団体交渉があります。労働組合は中部工場での謝罪と、パートタイマーの要求、正社員の要求を強く主張するとともに、中部工場での団体交渉の開催を要求します。
一人でも多くの人が労働組合へ交渉を委任していただければ大きな力になります。
会社の一方的な閉鎖の強行を許さず雇用と生活を守るためにともにがんばろう。