(写真は、中部工場門前で帰社する労働者に訴える自立労連。09.4.10)
藤木会長の強欲による経営判断の誤りによって、中部工場の大半の労働者が職を失ったり、不本意な転勤を余儀なくされようとしています。しかし、労働者全員が反対の立場を貫けば、経営方針の撤回を実現することができます。
自立労連がここ数年で経験した争議では、会社が破産したり事業所が閉鎖されるという事態でも、全国の仲間の支援を受け籠城闘争を行い、生活自立支援金などを勝ち取った事例も数おおくあります。
<第1に>、今、中部工場労働者がなすべきことは、自分の雇用を守るために、立ち上がることです。そのためには、中部工場閉鎖を撤回させ、経営に謝罪させる必要があります。
労働者の工場閉鎖に対する怒りを会社にぶつけなければ、これほど労働者に酷いことをしていても会社は何の責任も感じてはいません。
山崎工場長は、中部工場閉鎖に何の痛みもなく、「30日から60日分の餞別を渡すから、他の会社よりまし」と開き直っています。会社が隠蔽している閉鎖の本当の理由を明らかにさせるとともに、全員の闘いで一切の責任が会社にあることを認めさせ、閉鎖撤回を実現していきましょう。
<第2に>、正社員・契約・パート・アルバイト・派遣など雇用形態の違いを超えて全員が団結し、雇用確保に向け閉鎖反対の闘いを進めていくことが必要です。また、閉鎖を口実にした、契約期間・契約時間の短縮などを阻止することが必要です。そして派遣労働者や請負契約労働者の契約打ち切りをさせない闘いが必要です。
<第3に>、SG・プレシアに対する社会的な抗議の声を上げていくことが必要です。すでに私たちの上部団体である全国一般労働組合全国協議会、また全労協、地域の共闘団体であるおおさかユニオンネットワーク・ユニオンネットワーク京都などでは、SGとプレシアに対して抗議ファックスを続々と送りつけてくれています。とりわけプレシアに対する社会的な抗議の声も広がっています。
中部工場の労働者は決して孤立していない。全国の心ある労働者が中部工場の閉鎖に反対している。全国の労働者と連帯して雇用確保・閉鎖撤回にむけて全力で闘おう!
自立労連は全力を尽くし、非道な中部工場閉鎖に対して闘いを挑みます。