全労協/ 関生支部弾圧抗議 元旦大阪府警デモ / 新聞 2019年2月号

全労協関生支部弾圧抗議 元旦大阪府警デモ / 新聞 2019年2月号

大阪全労協
関生支部弾圧抗議
元旦大阪府警デモ


 滋賀県警大阪府警による全日建連帯労組関生支部への不当弾圧が続いています。昨年夏以来、関生支部組合員の逮捕は延べ三九人となり、拘置所で年を越さねばならない組合員は八人。しかもその罪状たるや、正当な労働組合動を「恐喝」「威力業務妨害とする驚くような憲法・労働法違反、組合つぶしの悪らつなデッチ上げぱかり。警察権力による不当労働行為です。

 昨年九月から継続的に取り組まれてきた全港湾大阪支部、大阪全労協、全金港合同などによる「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」が二〇一九年一月一日、大阪府警への抗議集会・デモを開催。元旦朝十時からにもかかわらず、二〇〇人を超え労働組合・市民団体が結集。全港湾大阪支部・小林書記長の司会で集会はおこなわれ、関生支部・坂田副委員長から「今年は、長期勾留されている仲間を早期に奪還し、組合つぶしの弾圧に勝利する」と力強い決意表明。労働組合(大阪全労協)、市民団体(若狭の原発を考える会) などが、自分たちの問題として闘うと次々と発言しました。デモは、大阪府警が嫌がった大阪府警本部一周ぐるぐるデモ。府警本部に拘留されている武委員長に届け!と、大きなシュプレヒコールが府警周辺に響き渡りました。

 安倍政権-警察権力は、この関生支部への弾圧を、共謀罪の労働組合適用の試金石としようとしています。いまこ労働組合が力を合わせ、全国的反撃をおこなわなくちや。各地で「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」を立ち上げ、労働組合反撃と連帯の全国体制つくりへと踏み出すことが必要です!大阪では三月十日、第三弾の「労働組合つぶしを許すな!」集会(14時~、西区民センターを準備。全国から賛同と連帯メッセージを寄せてください!

(大阪全労協議長但馬けい子)