全労協/ デマ宣伝に反撃 / 新聞 2018年11月号

全労協デマ宣伝に反撃  / 新聞 2018年11月号



全労協新聞
より



ケアワーカーズユニオン山紀会支部(大阪)
デマ宣伝に反撃 

現在、ケアワーカーズユニオン山紀会支部は、大阪府労委にて二件、審問と調査中です。一つは、組合結成後、組合監視目的とした施設長配置について(支配介入)。組合員という理由から全体会議から排除する(不利益取扱)。組合の要求にゼロ回答、経営に関わる理事や役職者を出さない(不誠実団交)。もう一件も、不誠実団交です。

組合側二回目審問時、病院ヘルパーのA組合員が証言しました。Aさんは、組合全体の問題として、夜勤が月十回近くに及んでいること、賃金が安いこと、病院と介護部の資格手当に格差があるが、会社はゼロ回答に終始したことを証言しました。

しかし、審問後、Aさんは、会社から呼出を受けて、審問や陳述書を理由に一方的に夜勤回数を減らすなど労働条件が変更させられました。Aさんは、今まで通りの夜勤回数を希望しましたが拒否されました。Aさんだけ夜勤回数が減れば、収入が減り、他の職員の夜勤回数が増え負担になります。

また、会社は「Aさんが夜勤回数が多いことをパワハラで上司を訴えた」というデマを流され、職場は混乱しています。そこで、組合は、すぐに、Aさんに対する職場内のデマと一方的な業務変更撤回に関する実効確保申立をしています。ご支援よろしくお願いいたします。