ユニオン北九州 争議解決と春闘で社前行動を再開 / 全労協新聞 2017年9月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
全国一般ユニオン北九州
争議解決と春闘で社前行動を再開
五月二十九日の新生物流との団交で、今年度の春闘要求および下田解雇問題の解決を要求しました。それに対し会社は、解雇問題について、未払い賃金等については一定の解決の姿勢は見せるものの、不当解雇についての謝罪、および係争に関する損害の解決については一切拒否しています。また、春闘要求についても、具体的な説明などはなくゼロ回答です。
組合は、六月二十九日の集中行動で、社前での行動を再開し、会社への抗議を行いました。以前の組合員が社前行動を妨害してきましたが、最後まで行動を貫徹しました。
そのような中、新生物流が、同じスリーエスの敷地内にある東和トランスポートに買収される?との噂が流れました。七月十九日の集中行動でも、社前で、会社買収に乗じた組合つぶしは許さないとアピールしました。
七月二十一日の団体交渉では、まずこの話になりました。会社は、きっぱりと「ない」と断言していました。が、まだまだ油断はできません。
解雇問題については、あくまでも正式な謝罪を拒否。あげくの果ては、「社長名ではなくて担当者の謝罪ではいけませんか?」とふざけたことを聞いてきます。社長名で解雇したのですから、当然、撤回も謝罪も社長名で行わなければなりません。しかも「担当者って誰?」ってカンジです。
時折、紛糾する場面もありましたが、会社側弁護士と組合で、いったん予備折衝を行うこととなりました。