2・19 格差・貧困ノー集会 / 全労協新聞 2017年3月号

2・19 格差・貧困ノー集会 / 全労協新聞 2017年3月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



17春闘勝利へ
職場闘争を積み重ね
団結を固め
貧困・格差・差別と闘う総がかり行動を




2・19 格差・貧困ノー集会

戦争と貧困問題で
労働者市民が共闘


 二月十九日(日)に開催された「格差・貧困にノー!みんなが尊重される社会を!」をテーマに総かかり行動が開催され、全労協からも多くの仲間が参加した。憲法違反の集団的自衛権を認めない、戦争法廃止を求めていくという立場から闘いを継続してきた「総がかり行動」か戦争と労働者市民の貧困との関係を明らかにして、更に闘いの大きな裾野を作り出していくことか求められていた。いま、貧困と格差を広げる安倍政権打倒こそ喫緊の課題であり、労働者市民の生存権を保障する闘いでもある。

 日比谷野外音楽堂の内外に四〇〇〇人を超す労働者市民が集まった。集会は主催者挨拶を行った戦争させない一〇〇〇人委員会の藤本泰成氏ほか、メインスピーチを行った本田由紀(東大教授)氏、演壇に立ったそれぞれが熱意のこもったスピーチを披露した。

 野党からは民進党・山尾しおり国民運動部長、共産党小池晃書記局長、社民党・福島みすほ副党首、自由党渡辺浩一郎衆議院議員が挨拶、労働弁護団、シングルマザー、奨学金問題、被災地の貧困問題など各闘いの現場からの報告も行われた。戦争と貧困問題を立体的に捉える初めての集会であり、17春闘の大テーマにふさわしい集会となった。春闘の最前線にいる労働組合の奮闘が改めて求められている。