ミナミ・ダイバーシティ・フェスティバル / 全労協新聞 2017年1月号

ミナミ・ダイバーシティ・フェスティバル / 全労協新聞 2017年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



安倍政治を許さない!


ミナミ・ダイバーシティ・フェスティバル
差別扇動にノー


十一月二十日(日)、大阪教育合同高校支部も賛同団体となった、大阪難波でのミナミ・ダイバーシティ・フェスティバルが盛況でした。diversity とは多様性(民族や性差、セクシュアリティや宗教、「障害」の有無などの違い)を意味する言葉です。大阪がずっと育ててきた色々な文化や歴史的背景を持つ人びとが一緒に暮らす豊かさを祝う祭典です。近年ヘイトスピーチ(差別扇動表現)によって大阪の良さが損なわれている面もありますが、この祭典はそういう停滞感を一気に吹き飛ばす力を持っていました。

ブースも多種多彩で、トランスジェンダー生徒交流会、沖縄や朝鮮半島の歴史展示、最低賃金一五〇〇円引き上げを訴えるAEQUITAS KYOTO、外国人労働者
援RINK、薬物依存症回復者支援DARC、障がいのある子どもと家族の支援団体等がありました。

通りかかった小さな子ども連れの父親が、「あの綺麗なんは朝鮮半島の人らの民族衣装やで」と丁寧に説明しているのを聞き、これが大阪の希望に繋がると感じました。

(大阪教育合同高校支部
田中浩昭)