10・10関西行動 / 全労協新聞 2016年11月号

10・10関西行動 / 全労協新聞 2016年11月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より




●10・10関西行
戦争あかん!基地いらん!とデモ



 十月十日は「体育の日」ではなく、沖縄では一九四四年十月十日、那覇の町の九割が破壊されたという十・十空襲(じゅうじゅうくうしゅう)を忘れてはならない、と一九七一年に復活された「那覇まつり」の日として知られてい圭す。

 その十月十日、エルおおさかで「戦争あかん!基地いらん!関西のつどい2016」が行われた。

 集会では、沖縄選出の参議院議員糸数慶子さんは、沖縄の歴史をひもときながら、沖縄の人びとがなぜ辺野古や高江の新基地建設に反対しでいるのかを訴えました。糸数さんは、沖縄の経済は基地に依存している、そのように考える「本土」に住む私たちに、沖縄の経済は観光やアジアヘの窓□としての物流・交流で支えられていること、またその発展には、基地のない平和な島でなければならないことを訴えました。


 9・11アメリカ同時多発テロ事件の後、予定されていた沖縄への多くの修学旅行がキャンセルされたことから、基地のある島か常に戦争と隣合わせであることを、「本土」に住む私たちが口に出さずとも実感しているのは明らかです。

 集会の後、参加者一同で。「辺野古新基地建設反対!高江にヘリパッドはつくらせない」とシュプレヒコールをあげ、沿道の人びとに訴えながら梅田まで八〇〇人がデモ行進を行いました。

(大阪教育合同書記長 酒井さとえ)