全労協第28回大会を開催 ④ / 全労協新聞 2016年10月号

全労協第28回大会を開催 ④ / 全労協新聞 2016年10月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



権利は譲らず、差別を許さない!安倍政権打倒へ
全労協第28回大会を開催

貧困・差別・格差を許さない
総がかり運動をつくろう!



全労協大会に参加して


戦争法と闘う準備を

大阪教育合同労組執行委員長 大椿裕子



 今回の全労協大会では、長年移住労働者の問題に取り組んできた全統一労働組合や、ブラジル人移住労働者の問題に奮闘している静岡県労働組合共闘会議等から、移住労働者の問題が提議されたことが印象的でした。

 「全労協は格差・貧困問題に取り組みながらも、そこに外国人労働者の視点が欠けているのではないか」という意見に対し、中岡事務茄長から「最底辺に置かれている技能実習生をはじめとする外国人労働者の問題を、私たちと同じ労働者の問題として対応していく」という決意か述べられました。

 大阪教育合同労組からは。「戦争法が具体的に動き出す際、鏝も身近な所で加担していくのは教育労働者であるという自覚をもち、それに抗う闘い方を準備しておく必要がある」と訴え圭した。沖縄の辺野古・高江の問題に全労協として全面的に支援する体制を作ること、福島の原発労働者、除染労働者の問題にも継続して関わることの必要性等について発言を行ないました。



勇気をもらいました

全国一般東京労組全労富士グループ分会 吉田春美



 初めて全労協大会に参加させていただきましたが、数々の組合が経営者からの不当な扱いを受けてもあきらめずに力強く闘っている姿を見て私たち富士グループ分会も経営者に負けずに勝利するまで闘っていく勇気をもらいました。また苦しんでいる仲間の支援を今まで以上に行っていく事を強く思いました。

 全労協の趣旨を大事にして他の分会と共に連帯し闘っていく所存です。

 交流会では今回女性の参加者が十人になったとの事で女性全員で写真を撮った事がとても良い思い出となりました。今後ともご支援、御協力よろしくお願いします。



もっと若者の参加を
全統一労慟組合書記次長 坂本啓太


 私は今回で、三回目の参加となった全労協定期大会。初めて参加したときはまだ二〇代で、三〇歳になって初めての定期大会だったか、まだまだ参加者の中では最年少だ。

 大会そのものは、活気ある定期大会ではあったか、やはり若い人たちの参加は多くなく、全労協の団結を継承していくためには、さらなる若手組合員の参加が必要だと感じた。二日目朝のDVD上映では、京都のIWAI争議の映像がトラブルにより観れなかったのは残念だったが、全国一般東京東部労組の市進の闘いは迫力かあった。

 われわれも、外国人労働者の闘いの現場でしっかりと記録を残し、全労協に結集する仲間と共有していきたい。