全国一般東京南部 ヘイトスピーチで 学習会を開催 / 全労協新聞 2016年3月号

全国一般東京南部 ヘイトスピーチで 学習会を開催 / 全労協新聞 2016年3月号



全労協新聞
より


生活と平和を守る
16春闘
ストライキで闘おう!


アベ政治を許さない!

●全国一般東京南部

学習会を開催



特定の外国人や様々な社会的弱者に対する「ヘイトスピーチ」が社会問題となっています。

全国一般東京南部は長い間、多国籍の仲間を組合に組織し、差別を許さない取り組みを行ってきました。そうした運動の中身を深めていくためにも、ヘイトスピーチが生まれる背景を学び考えようと、ジャーナリストの安田浩一さんを講師にお招きして学習会を行いました。

安田さんは中国人技能実習生の労働問題を追いかけているうちに、聞くに堪えない、見るに堪えない表現でデモ行進をする、当事者のいる前で差別表現をまき散らす集団がいることを知ったそうです。

ヘイトスピーチに惹かれる人たちはどういう人たちなのでしょうか。差別をまき散らす集団を取材するうち、安田さんはそこに被害者がいることに気づきます。それは差別の風景でした。

安田さんのお話は、丁寧な取材と鋭い問題意識に貫かれたもので、参加した組合員はみんなお話に引き込まれていました。

(中島由美子書記長)


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川崎でのヘイトデモ抗議行動(1月31日)