全統一労組
争議勝利をバネに
職場闘争強化へ
井上眼科病院分会の福井分会長が「社会保険労務士資格手当を詐取した」との事実無根の口実で解雇された事件は、東京高裁で和解が成立し、病院は福井分会長の解雇を撤回した。全統一は16春闘において、井上眼科病院闘争の勝利的解決をバネとしつつ、労働者の権利主張の意味をとらえかえし、各支部分会での職場闘争の強化をめざしたい。賃金制度改悪攻撃と闘う関交協分会や、自治体職場での指定管理者制度導入に際しての非正規職員の雇用確保など、重点職場分会の闘いと結びつつ、生活防衛・実質賃上げ確保をめざす。三月十八日に全統一春闘決起集会、三月二十五日に井上眼科闘争解決報告集会を開催し、さらに四月六日の中小未組織支援としての銀座デモに集中して取り組む。
