全労協/ 宮城合同 退職攻撃と闘う 高橋さん支援を / 全労協新聞 2015年11月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
宮城合同労組
退職攻撃と闘う
高橋さん支援を
宮城県大崎市岩出山池月にある、化粧品を製造するブレストシーブ宮城工場では、昨年来、従業員高橋和浩さんヘの暴言・暴力、連日の雑木伐採命令など様々な嫌がらせによる退職攻撃が続いてきました。
そして今年に入り、「業務中、高橋さんか千葉副工場長を突き飛ぱし、転倒させ、負傷させた」とする事件が捏造されました。千葉副工場長が鳴子警察署に暴行被害届を出し、高橋さんは取り調べを受けました。捏造であるがゆえに暴行を理由に懲戒解雇できなかった会社は、方向を変えて高橋さんが会社による事情聴取に応じなかった等として出勤停止五日の懲戒処分をかけてきました。
高橋さんは捏造その他の人権侵害を打破する裁判闘争を決意し、九月十六日の第一回裁判が行われた仙台地裁古川支部法廷は、街頭チラシ配布を終えた宮城全労協の仲間で満席。一方会社側は誰一人姿を現しませんでした。裁判後の報告集会では、原告高橋さんのあいさつ、馬場弁護士の報告の後、県内での情宣活動だけではなく、ブレストシーブの本社のある大阪に出向いて抗議することなども確認されました。様々な不当な仕打ちを受け続ける高橋さんを地域・全国の労働者で支えブレストシーブの退職攻撃をやめさせよう!