全労協/ 東京全労協沖縄派遣団 / 全労協新聞 2015年9月号

全労協/ 東京全労協沖縄派遣団 / 全労協新聞 2015年9月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm



●東京全労協沖縄派遣団
海上、ゲート前で
抗議行動を継続



東京全労協は、辺野古の支援強化として四月のキャンプシュワブゲート前行動、五月沖縄平和行進に続き、八月十五日~十八日で辺野古八月現地行動を取り組みました。今回派遣団は、ゲート前テントに泊まり込みながら海上行動を中心に現地行動を貫徹してきました。また、「米軍基地に反対する実行委員会」のカンパを辺野古テント村と高江テント村に渡しました。

八月四日安倍政権は、九月九日まで一ヶ月間、全ての工事を中断すると発表し、翁長知事と集中的な協議を行うとしました。辺野古現地では工事を断念した訳ではないと、二四時間の座り込み行動は継続されています。早朝の工事車両に対する阻止行動は行われていませんが、基地に出勤してくる米兵や演習に出る米軍車両に抗議の情宣を行っています。また、日中は「島ぐるみ会議」のバスが毎日到着し、一〇〇人~三〇〇人でキャンプシュワブゲート前抗議集会が取り組まれています。海上行動もフロートの状況確認や視察案内を行っています。

十五日には、防衛局が大浦湾にブイとフロートを設置してから一年が経過したとして、「フロート強行設置一年」の取り組みがありました。海上では抗議船三艇とカヌー隊二一艇による抗議行動、辺野古の浜では三〇〇人が結集して抗議集会が行われました。

東京全労協は、自衛隊が軍隊化して戦争が可能となる「戦争法案」に反対し辺野古新基地建設を断念させるため全力で闘い抜いていきます。


(久保聡
東京全労協事務局長)