▲最後の団結がんばろー！
▲地区労方針案と活動報告書
▲神戸地区労第22回（第47回）定期大会
スローガン案と大会宣言案
スローガン案
「労働組合」の意義・歴史を学び、
仲間を大切に、
ともに支えあい、
労働生活を豊かにする
労働組合と労働運動を創りあげよう
１．地域労働組合・労働者の相互交流を促進し、協力・支援・共闘を強めよう。
２．職場や地域で未結集の仲間と連帯を強め、ディーセントワーク（働きがいのある人間らしい仕事）が実現できるよう取り組もう。
３．合理的理由のない有期雇用に反対し、リストラ解雇・雇止めを許さず、不当な差別や弾圧をはねかえそう。
４．職場から民主主義を広げ、人権擁護・差別のない職場、社会をつくろう。
５．あらゆる戦争政策に反対し、「非核神戸方式」を堅持し、改憲阻止、憲法を暮らしに生かす取り組みをすすめよう。
６．「脱原発」の実現、環境破壊に反対し、市民のいのちと暮らしを守る運動をすすめよう。
７．「市民が主人公」となる市政、働く人が大切にされる政治の実現に努めよう。
８．地区労組織を強化し、労働者・市民の連帯・共闘の輪を広げよう。
９．地域・県内をはじめ、全国、世界の労働組合・進歩勢力と連帯して、誰もが平和で安心して暮らせる社会をつくろう。
大会宣言（案）
今、私たちが働き、暮らす社会が大きく変えられようとしている。政府は、９月１１日には不安定な雇用と低賃金労働を拡大する「改正労働者派遺法」を成立させ、９月１９日には米軍と一体になって戦争に踏み出す「安全保障関連法」の成立を強行した。
いずれも多くの人たちの反対の声を押し切っての強行採決であり、私たちの職場や働き方、暮らしを犠牲にして、国と企業の利益を追求するためのものにほかならない。
私たちはこのような動きに対して、外に出て積極的に人々に訴えた。改正労働者派遣法は、現在も派遣労働が多くの問題を抱えていること、派遣労働者の人たちだけの問題ではないこと、貧困と格差の拡大を招くこと、派遣労働者の人権が侵害されていること…。
人ごみのなかで、どれだけ私たちの声が届いたのかは分からない。しかし、用意したビラは１時間もせずなくなり、街角での訴えに、「頑張ってください」と声をかけてくれる人、握手を求めてくる人もいた。これは、今の政治のあり方、厳しくなる生活や働き方に、誰もがおかしさを感じていることの表れだったのではないか。
そして、街宣行動は国会の動向を見ながらの緊急の呼びかけの連続となったが、そのたびに神戸地区労の仲間、地域の仲間が駆けつけた。神戸地区労の仲間は、職場も、働き方も、所属する労働組合もそれぞれ違う。それでも、働く者として危機感を持ち、仲間の呼びかけに連帯する気持ちが、神戸地区労の活動を支えてきた。この間の街宣行動は、そのことをあらためて実感するものとなった。
「安全保障関連法」には、労働組合をはじめ、若者から年配層まで、多くの人たちが反対の声を上げ、職場から、家庭から外へ出て、行動した。神戸地区労も地域での学習や集会、街宣行動に参加してきた。私たちと同様に、憲法を蹂躙し、戦争への道を進もうとすることに反対する人たちは数多くいる。
労働組合の組織率の低下や青年の結集率の低下を嘆く声もある。しかし、私たちの周りにいる仲間たちも、それぞれ主張を持ち、行動する力を持っている。あらためて、周りにいる仲間たちに呼びかけ、討論し、ともに闘うことを追求しよう。
これからも、政府と大企業が一体となった攻撃が続く。「労働基準法改正案」や「不当解雇の金銭解決制度」の導入、憲法改正など、「世界で一番、企業が活躍しやすい国」に向けた政策が目白押しだ。
私たちはこれらの動きを傍観しない。私たちは企業や労働組合の枠を超え、連帯して闘う。ともに学び、交流し、ともに闘う仲間の輪を拡大しながら、国と企業の利益を最優先する社会を変える運動を追求しよう。
以上、宣言する。
２０１５年１０月１５日
神戸地区労働組合協議会第２２回定期大会
●これまでの神戸地区労大会の写真
http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/33037816.html
2014/10/08 神戸地区労 第21回（第46回） 定期大会 （写真）
http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/32202705.html
2013/10/09/ 神戸地区労 第20回（第45回） 定期大会 （写真）
http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/31141739.html
2012/10/03/ 神戸地区労 第19回（第44回） 定期大会 （写真）
http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/29612243.html
2011/10/06/ 神戸地区労 第18回（第43回） 定期大会 （写真）
