2015/10/03/ 米軍Xバンドレーダー基地撤去!京都集会 (写真)

2015/10/03/ 米軍Xバンドレーダー基地撤去!京都集会 (写真)


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米軍xバンドレーダー基地反対・京都連絡会




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▲約100人が参加

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▲集会資料


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▲配布されたチラシの一部




● 住民の安全・安心を脅かす米軍基地

 京都府京丹後市経ケ岬の米軍Xバンドレーダー基地は、昨年12月26日、近畿で唯一の米軍基地として本格運用が開始されました。それ以降、米軍基地と住民の安全・安心が決して両立しないことがますます明確になってきています。基地からのすさまじい騒音、相次ぐ米軍関係者の交通事故、住民の安全・安心を確保するという米軍・防衛省の事前の約束はことごとく破られてきました。その基底には、米軍と米軍人・軍属の特権的地位を保障し、米軍基地を治外法権とする日米地位協定があります。このような状況のなかで、米軍・防衛省は7月に網野町島津での米軍属住宅建設や自衛隊基地拡張工事に着工し、秋には米軍基地建設の二期工事に着工しようとしています。これに対して、京丹後市京都府は住民の安全・安心を確保するという地方自治体としての責務を放棄し、米軍・防衛省の下請け機関になってしまっています。

● 集団的自衛権行使の最前線となる米軍基地

 安倍政権は、9月27日までの通常国会で戦争法案を何としても成立させ、いよいよ憲法改悪に向かおうとしています。このような日本の戦争をする国への根本的な再編のもとで、経ケ岬の米軍基地は集団的自衛権行使の最前線となり、近畿地方北部の軍事拠点の建設がさらに進行しようとしています。戦争法案の廃案を要求する闘いと米軍基地に反対する闘いはまさに一体のものです。辺野古新基地建設や岩国基地の大強化、米軍Xバンドレーダー基地などに反対する闘いを断固として推進し、戦争法案の廃案と安倍政権の退陣を実現するために力を集中していこうではありませんか。

● 10月31日の京丹後現地集会に総結集しよう

 いま、戦争法案に反対して何万・何十万の民衆が国会を包囲し、全国各地で声をあげ行動に立ちあがってきています。それは日本の未来は主権者である自分たちが決める、まさにそのような直接民主主義のうねりだと言えます。京丹後でも、住民の安全・安心がことごとく踏みにじられるという状況のもとで、住民のなかで疑問や怒りの声が広がってきています。

 また、京丹後の闘いと辺野古や岩国など全国各地の反基地運動の結合、国際的な注目と関心も広がってきています。このような中で、10月31日には米軍Xバンドレーダー基地に反対するすべての勢力が総結集して、米軍属住宅が建設される京丹後市網野で集会とデモが行われます。私たち京都連絡会は、10月3日の京都市内での集会&デモを成功させ、この10・31京丹後現地集会にすべての皆さんが結集されることを呼びかけます。