2015/09/16/ 「戦争法制、辺野古新基地建設」反対! 兵庫県集会

2015/09/16/ 「戦争法制、辺野古新基地建設」反対! 兵庫県集会


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安次冨 浩さん(ヘリ基地反対協共同代表)
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戦争法制反対、辺野古新基地建設反対アピール
 
 
 私たちは、安倍政権が進める「戦争をする国づくり」をー切認めることはできません。
 
 多くの市民が反対の声をあげている安全保障関連法案について、安倍政権は民意を無視し続けてきました。世論調査の多くは、市民の多数がこの法案に反対であり、その説明が不十分と感じていることを明らかにしています。国会周辺だけでなく全国各地で、世代を超えた多くの市民が反対の声をあげ廃案に向けた取り組みが続いています。
 
 また、沖縄・辺野古新基地建設をめぐっても沖縄の民意を無視し建設強行を進めてきました。辺野古現地をはじめ大きな反対運動が繰り広げられる中、政府は、8月10日から1ヵ月間工事を停止し沖縄県との協議を行いました。しかし、政府は、全く沖縄の声に耳を傾けることもなく協議は決裂しました。9月14日には、翁長知事によって埋立承認を取り消す考え方が表明され、重大な局面を迎えることとなっています。現地には全国からも多くの人が駆けつけ、非暴力の抵抗によりたたかいが続いています。辺野古新基地建設を止める力は、オール沖縄のたたかいを全国に広げていくことしかありません。
 
 安倍首相が考える「積極的平和主義」は、言葉とは裏腹に圧倒的武力を持って相手をねじ伏せる「平和」であり、そのことによって真の平和が実現できないことは歴史が証明しています。日本国憲法は、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する(第9条1項)」として、侵略戦争の反省から平和主義を掲げてきました。安倍政権は、この戦争の深い反省と人類の崇高な理想、何よりも侵略国家、ファシズム国家としての歴史から平和国家としての信頼をつくり上げてきた日本国憲法の平和主義を放棄し、平和をつくるためとして「戦争をする国」へと舵を切ろうとしています。
 
 いま、この国で進められている政治は、すべての人が平和で健康に生きる権利を保障した日本国憲法の精神をないがしろにしています。改めて、憲法の精神を生かす社会を私たち自身の手によって作りあげていかなければなりません。
 
 平和を愛する全ての仲間とともに、「戦争法案反対」「辺野古新基地建設反対」の抗議の大きな声を上げましょう。
 
2015年9月16
 

「戦争法制、辺野古新基地建設」反対 916兵車県集会 参加者一同





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