全労協/ 静岡県共闘 戦争はさせない / 全労協新聞 2015年8月号

全労協/ 静岡県共闘 戦争はさせない / 全労協新聞 2015年8月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm


静岡県共闘
戦争はさせない
2000人が結集


七月十五日、大多数の国民の反対の声を押しつぶし、安倍自公政権は安全保障関連法案(戦争法案)を衆議院強行採決した。まさに、日本における立憲主義、平和主義、民主主義が崩壊した汚点の日として永遠に記憶される日となった。そして、独裁ともいえるその政治手法にたいし、国民各層から怒りの声、安倍政権批判の声が日増しに高まってきている。

そうした中、七月十八日、「戦争させない・九条壊すな!静岡総がかり行動」が、静岡・駿府城公園で開催された。

静岡県共闘も呼びかけ団体として名を連ねて開催されたこの集会は、戦争に突き進む安倍政権の暴走をストップさせるためには、党派・潮流の垣根を越えて対抗しなければならないという共通認識のもと、一日共闘の実行委員会方式で開催された。

集会では、実行委員会の共同代表・河村正史弁護士が「安倍政権の横暴を許さず、廃案を目指そう」とあいさつ。共産党の島津幸広氏、社民党又市征治幹事長、民主党小山展弘氏ら国会議員も登壇し熱弁をふるったあと、各階層九人によるリレートークで安倍政権の戦争政策を批判、最後に戦争をさせないアピールを採択し、集会を締めくくった。

当日は、台風、梅雨、暑さなど天候が懸念されたが、千人を目標に実施された集会に、市民二千人が結集、静岡市内では近年みられない大規模な集会とデモ(パレード) となり大きな成果を収めた。

この経験を踏まえ、さらに大きく運動の輪を広げ、日本を戦争へと導く安倍自公政権の打倒を一日も早く実現させなければならない。