国鉄労働組合 全国で集会・デモ / 全労協新聞 2014年4月号 1面から



全国で集会・デモ

国労は、14春闘を闘うにあたり、「賃金・生活実態アンケート調査」をもとに、一月二十五日の第一八四回拡大中央委員会で確認した「一万円の新賃金要求」を柱とした要求額の満額獲得、さらには五五歳以上の社員の労働条件改善、非正規社員の労働条件改善、年間労働時間の短縮とあわせて、別途労働条件改善要求を二月十二日、JR各社に申し入れ、団体交渉に全力を挙げるとともに、それを支える現場から労働条件改善署名や現場長に対する申し入れなど創意工夫した職場からの春闘を取り組んできました。

三月七日には、中央総決起集会を開催し、首都圏の仲間を中心に三五〇人の仲間が結集し、集会終了後は、デモ行進を行い、特に昨年から、鉄道事業部門の赤字解消を理由とした「賃金抑制」を強めているJR貨物本社に対して、「設備投資より社員への投資を」など強く訴えてきました。午後よりJR三島・貨物の構造矛盾の解消に向け国土交通省、鉄道・運輸機構に対する要請行動とあわせて、宣伝行動を展開してきました。

三月七日、同日、東北三地方本部による「14春闘勝利!東北総決起集会」には四五〇人の組合員を結集。三月十三日には新橋支部春闘集約集会には二〇〇人を超える結集により、集会及びデモ行進など、全国各地から、14春闘勝利に向けた取り組みを強めてきました。



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