非常に勇気づけられた 全労協西日本春闘討論集会 / 全労協新聞 2014年3月号 2~3面から

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全労協新聞 2014年3月号 2~3面から



全労協西日本春闘討論集会
非常に勇気づけられた
闘争報告と討論


二月二十二日~二十三日に長崎で開かれた西日本春闘討論集会は、十一都府県から二二労組、一二四人の仲間が参加し、会場いっぱいの熱気のもとに大成功を勝ちとりました。本集会のテーマは以下でした。

一つはアベノミクスの労働破壊に対して、労働者がしっかり働き、自らの雇用と生活や権利を守るという闘いです。別けても企業特区的にこれを進める郵政との闘いの重要性として、中川弁護士から問題提起を受け、闘いを確認しました。

二つは、労働破壊経済特区を急加速させる大阪・橋下との闘いが、この春闘の大事な争点でしたが、大阪全労協の仲間はしっかり闘うと決意表明され、これは全国の仲間も非常に勇気づけられました。

三つは、全労協全労連の対立を超え、組織統一をなした郵産ユニオンがしっかり闘えている姿を全国に示す場でもありました。

統一を控えた二年前の大阪集会で、「統一しても長崎のユニオンはこの集会に参加し続ける」と、全国に約束したことでもあり、統一は闘いの勝利への阻害ではなく、必要な道筋なのだとするために、本集会に郵産ユニオンは全国から五十人が参加し、全国とともに闘いました。

そして第四に、集会では長崎の闘いとして、①岡まさはる記念長崎平和資料館運動を高實理事長が、②脱原発を全九電同友会の仲間が、③県の公務職場の非正規問題や、④佐世保の反基地と労働運動などの特別報告を受け、多くを学びました。

最後に、長崎での西日本集会は初めてで、参加数が課題でした。しかし、この西の果ての西海道へ、東京から五人、京都から二人、大阪から十一人、徳島から六人、広島から十九人、山口から一人と、九州以外から沢山の参加をいただき、全労協の団結力と、その組織の健在を示すことができました。

集会では大阪全労協の山下議長がまとめの報告を行い、春闘勝利へ気合十分の長崎集会として、団結ガンバロウを行いました。

全国の仲間の暖かい支援に改めて感謝し、長崎集会の報告とします。(長崎全労協




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