非常に勇気づけられた
闘争報告と討論
二月二十二日~二十三日に長崎で開かれた西日本春闘討論集会は、十一都府県から二二労組、一二四人の仲間が参加し、会場いっぱいの熱気のもとに大成功を勝ちとりました。本集会のテーマは以下でした。
一つはアベノミクスの労働破壊に対して、労働者がしっかり働き、自らの雇用と生活や権利を守るという闘いです。別けても企業特区的にこれを進める郵政との闘いの重要性として、中川弁護士から問題提起を受け、闘いを確認しました。
統一を控えた二年前の大阪集会で、「統一しても長崎のユニオンはこの集会に参加し続ける」と、全国に約束したことでもあり、統一は闘いの勝利への阻害ではなく、必要な道筋なのだとするために、本集会に郵産ユニオンは全国から五十人が参加し、全国とともに闘いました。
そして第四に、集会では長崎の闘いとして、①岡まさはる記念長崎平和資料館運動を高實理事長が、②脱原発を全九電同友会の仲間が、③県の公務職場の非正規問題や、④佐世保の反基地と労働運動などの特別報告を受け、多くを学びました。
最後に、長崎での西日本集会は初めてで、参加数が課題でした。しかし、この西の果ての西海道へ、東京から五人、京都から二人、大阪から十一人、徳島から六人、広島から十九人、山口から一人と、九州以外から沢山の参加をいただき、全労協の団結力と、その組織の健在を示すことができました。
全国の仲間の暖かい支援に改めて感謝し、長崎集会の報告とします。(長崎全労協)
(F)