JAL10.25大集会 全国から1800人が結集  全労協新聞 2013年11月号 2面から



イメージ 1

解雇撤回、高裁勝利へ全国から結集(10月25日)


JAL10.25大集会
全国から1800人が結集


台風来襲が懸念された十月二十五日、午後のJAL本社前要請から、国交省、裁判所、厚労省前での行動に続く、文シビックホールでの1025集会は満員だった。

東京労組ミューズ分会柳瀬さんの司会で盛りだくさんのプログラムが進行した。開会は全国港湾の糸谷委員長。上弁護団長は高裁で証人尋問を勝ちとり、解雇時点で新要員人員数以下であったが解雇が強行されたこと、まさに組合への介入の不当解雇と立証したがJAL側は何ら反証で告。各地からの挨拶で大阪支援共闘副代表として大阪全労協山下議長が大阪から三〇人で参加した、解雇争議はまず支援することだと決意表明。日弁連会長宇都宮健児さんは司法の役割は人権を守ることだ、最後まで応援すると。海外ゲストOCCCパイロし、チャックマン委員長が激励の挨拶を行った。励ます会の醍醐東大名誉教授はそもそもこの裁判は不要だった、地裁判決は解雇をしないとまた沈没するとしたが解雇によるコスト削減は〇・一三%に過ぎないと。続く一五〇本を超えるのぼり旗の舞台上の勢ぞろいは圧巻だった。「あの空へ帰ろう」の合唱に次いで議員挨拶・メッセージ、国労石上委員長からの力強いメッセージの紹介、乗員組合・CCUの各委員長の決意表明、行動き、原長、内田団長からJAL闘争は安倍政権の雇用破壊攻撃に対する闘いでもあり、解雇撤回に向け法廷の内外で闘うと決意表明がなされた。集会は宣言を確認し、MIC日比野委員長の閉会で終了した。勝利判決に向け頑張ろう!



(F)