で案内したもの。
160名参加。
福島原発事故から既に2年が経過します。しかし、今もふるさとに帰れない人たちが16万人もいます。ふるさとに残った子供たちも線量の高い外では遊ぶことが出来ません。東電の被災者に対する補償も遅々として進んでいないばかりか、補償対象者を制限する動きも出ています。
国会の事故調査委員会が現地調査で究明しようとしていた事項「原発事故が津波の前の地震で、すでに起き始めていたのでないか」ということに関して、東電の現地に関するウソの報告で実施されないままになっていたことが、明らかになりました。
原発事故は通常の事故とは全く違い、影響する範囲、期間において比べようがなく、地域社会全体を壊します。また、原発事故があろうが、なかろうが、原発が稼働する限り、現在の科学では処理することが出来ない放射性廃棄物が生まれます。それは子や孫、そしてもっと後の世代にも大きな負担を負わせることになります。
原発事故被災者の生業・生活の復興が進まず、原発事故の原因究明も不十分なまま、また原発稼働による放射性廃棄物処理の見通しがないという段階で、安倍首相は利益優先で原発再稼働、新増設も行おうとしています。今行うべきは原発からの撤退を宣言し、今の世代も、将来の世代も安心して生きていけるエネルギーを確立していくことです。
日本中の多くの人たちは原発のない社会を望んでいます。今必要なことは、その気持ちを率直に表現し、周りの人たちと連帯し脱原発の運動を興し、広げていくことではないでしょうか。そのために私たちは次の行動を呼びかけます。
2 バイバイ原発3.9きょうと(3月9日(土)13:30~14:45 円山音楽堂)、宇治地域の3.11原発なくそう提灯ウォーク、城陽や久御山での3.11宣伝行動など、各地域の行動を成功させていきましょう
2013年3月3日
(F)