全労協新聞12月1日号 4面
急な冷え込みから紅葉も色づき始めた左京区宝ヶ池の会場には、国労京滋、自立労連、きょうとユニオン、京教組、JMIU、JAL闘争を支える京都の会、明治乳業争議団、大阪全労協、京都総評など支援組織の労働者・市民や当該原告団などが「JAL稲盛和夫会長はJAL一四二人の不当解雇を撤回せよ」などと大書した横断幕やノボリを持ち、授賞式参加の人たちに呼びかける。ビラもまく。
昨年のこの宣伝は全く京セラ側も用意していなかったようだが、今年は万全の態勢で警察権力も配置していた。しかし今年は「会館の者だ」と称する京セラ社員を現場に近づけず、ゲストの前でのトラブルを避けようとしたかのようで、終始スムーズに宣伝を行った。外国からのゲストもたくさん通るホテルから会場への歩道では、大阪全労協・友延青年部長が英語で訴える。日本語の間延びしたのと違って、外国語の訴えはすごく調子が良く、かっこいい。予想外に参加者がビラを取ってくれるので、用意した分はすぐなくなってしまった。
(日航の不当解雇撤回をめざす京都支援共闘会議・稲村守事務局次長)
(F)