最低賃金31 コンビニ最低賃金割れ ローソンからの回答書 相変わらず最低賃金未満の求人を続けながら

最低賃金31 コンビニ最低賃金割れ ローソンからの回答書
 
ローソンからの回答書が届いた。回答書は11月5日付だが、8日投函、9日着。
 
ローソンは、最低賃金違反の求人を、全国で行っている。
8月下旬からの3度の抗議申し入れで、申し入れていることは、
簡単に言えば、
①法令に違反する最低賃金未満の求人の中止、ホームページからの削除。
最低賃金未満での雇用の是正
 
抗議申入れは、ローソンの代表取締役宛てに送っている。
ところが回答書の差出人は、ローソン京都支店。
 
最低賃金未満の求人の全国からの削除・是正を求めているので、
そもそも京都支店で、答えられるはずがない。
 
今日時点でも、ローソンは相変わらず法定最低賃金を下回る求人を全国で行っている。
 
何を思って京都支店の人は回答書を書いたのか?
抗議申し入れ書3通を読めば、京都支店名での回答では意味をなさないのはハッキリしているのに。
ローソン本社はいったい何を考えているのか?
 
(同様の抗議申し入れに、セブンイレブンが一斉に全国での最低賃金未満の求人を削除し、社長名で回答してきたのとは対照的だ。)
 
京都については、3度の申し入れで事例として具体的に店名等を指摘していった。
それを受けて、ローソンは順次、ホームページを修正し、
とりあえず京都府下では、最低賃金未満のホームページ上の求人は無くなった…
だから、とりあえず京都支店名で回答を出しておこう、というようなことか?
 
だが、この最低賃金未満の求人に対する抗議は、ローソンの店頭求人(ホームページに掲載されていない)が最低賃金未満であったのを見つけたところから始まっている。
回答では、店頭求人問題には一言も触れず…
 
また、最低賃金未満での雇用の是正を求めているにもかかわらず、この点も全く触れず。
 
ローソンは、誠意と、法令を守る意思に欠けている。
 


 
(F)