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プログラム
2011年10月21日(金)18:30~20:00
於: 兵庫県民会館
開会
主催者あいさつ
講演「専守防衛から動的防衛へ -新防衛大綱を斬る-」
講師: 和田 進 (神戸大学教授)
集会アピール
閉会・団結がんばろう
集会アピール
集会アピール
3月11日に発生した東日本大震災は、一瞬にして多くの命を奪い、各地に壊滅的な被害をもたらしました。また福島原子力発電所では、許し難い事故が発生し、いまだ予断を許さない事態が続いています。16年前に阪神淡路大震災を経験した私たちが、復旧・復興に際して訴えてきたのは、企業・経済が優先で、生活する者に視点があたっていないという問題でした。東日本大震災の被災地および被災者の声が尊重され、一人ひとりの命が大切にされる本当の復興につながるよう、私たちは憲法理念を発信していかなければなりません。また、「核と人類は共存できない」との原点が今ほど問われているときはなく、脱原発社会の実現に全力をあげて取り組みを進めていかなければなりません。
政府・民主党が、昨年12月に閣議決定した「新たな防衛計画の大綱」では、中国を「地域・国際社会の懸念事項」と位置付け、南西諸島における防衛力強化を打ち出すとともに、テロや北朝鮮などの多様な事態に速やかな対応をめざした動的防衛力を構想しています。これは、これまでの「専守防衛」を逸脱し、積極的に有事に対処しようとするものです。政府が再び戦争の惨禍を引き起こさないよう、そして日本が東アジアの平和構築の要となるよう、私たちが不断の努力を怠ってはなりません。
いま必要なことは、憲法改悪をはじめとする危険な動きに対し、平和と民主主義を守る声を国内外で大きくし、平和憲法を守るたたかいをつくりあげていくことです。そして、世界で唯一の被爆国としてすべての核廃絶にむけ全力をあげていかなければなりません。
平和憲法をまもるため全力をあげてたたかいましょう。
2011年10月21日
【呼びかけ団体】
全日本港湾労働組合関西地方本部
平和のための市民行動
【賛同団体】
(省略)
(F)