3・17 福島集会 / 全労協新聞 2018年4月号

3・17 福島集会 / 全労協新聞 2018年4月号


さよなら原発 STOP!再稼働

●3・17 福島集会
福島を忘れない


 三月十七日、福島県楢葉町で開かれた「原発のない福島を!県民大集会」に全労協はバス二台七五人で参加した。

 今回は、全労協脱原発プロジェクトとしてバス内での学習をNHKのドキュメント番組の上映、全石油昭和シェル労組の瀧さんによる「放射能汚染こみが今どのように扱われているのか」の話があり、原発で儲けて、除染こみで儲ける原発関連会社のあくどい現実がとてもよくわかった。

 集会では主催者挨拶(角田さん)から「なぜ原発事故被災地でやるのか?という批判があった中で、今の福島の現実、七年前に戻れない中でのあきらめ、悩み、葛藤がある。様々な意見がある中で一つ一つ選択することの苦しさがある。だから福島を忘れない、原発事故の責任と福島第二原発廃炉、そして全ての原発の再稼働を認めないことを全国の皆さんと共有するためにこの地で集会を開いた」との発言があった。

 浪江町の三瓶さんは「原発事故さえなければ故郷を失うこともなかった。原発のない日本に、世界に」と怒りと願いを語った。私は、これからも福島を忘れず、安倍政権のウソとごまかしを許さず闘っていきたい。

  (大田区職労 藤村妙子)