ふくしま連帯キャラバン / 全労協新聞 2018年1月号

ふくしま連帯キャラバン / 全労協新聞 2018年1月号



原発のない社会を

ふくしま連帯キャラバン
青年労働者の参加を


昨年3月13日から20日にかけて全港湾や自治労などの青年労働者を中心にしたフクシマ連帯キャラバンに私も参加させていただきました。

私は初参加でしたが、全労協青年委員会の仲間3人でリレー方式をとり、福島から東京・代々木を目指し、福島、茨城、栃木、群馬の各自治体にて脱原発に向けた要請や、情宣活動を行ってきました。

震災から6年以上経った今でも何ら問題は解決していないにも関わらず、安全・安心、安定供給ができるなどと政府は煽り立て、原発再稼働をさせようという風潮が日本を取り巻いている。そして原発事故などなかったかのように、福島で起きた事実をねじ曲げながら人々の心から消そうとしている。

私たちは、この福島で起きた事実を決して風化させてはいけないのだと思う。

今回参加して改めて私の第2の故郷、福島への想いが強くなりました。

キャラバンの企画を昨年参加したメンバーを中心に数回にも渡り話し合いをして内容を詰めてきた。このフクシマ連帯キャラバン実行委員会も昨年参加した仲間の熱い思いがありできたのです。

まだ、何もかもが初の試みではあるが、参加した一人ひとりが福島の現状を目の当たりにして、何かを変えたいという気持ちが物事を動かしたのだと思います。

今年も3月13日からキャラバン隊は始動します。是非、各労組の青年労働者の皆さんに参加していただき、福島の今を直視してもらえたらと強く願っております。そして皆で、福島への想いを共感し、次の世代につなげていくことのできる運動にしていけたらと思います。

(全国一般東京労組・全労働者組合)