全労協 青年委員会 福島フィールドワーク / 全労協新聞 2017年12月号

全労協 青年委員会 福島フィールドワーク / 全労協新聞 2017年12月号


全労協 青年委員会 福島フィールドワーク
相馬市職労の青年部と交流

私たちは、昨年に引き続き、10月28日~29日に福島現地フィールドワークに取り組んできました。

今年は、福島県相馬市を中心に、東日本大震災からの復興の状況を見て回りました。

津波で壊滅的な打撃を受けた地域には、メガソーラー発電施設が完成し、復興住宅が建つなど、復興が進んでいると感じました。

その一方で、農産物や水産物原発事故により、放射性物質への懸念が根強く、復興へはまだ遠いと感じました。漁民や漁協・仲卸が一体となって原発事故による風評被害を払拭するため、放射線量を測定する装置などを導入するなど、復興への一歩を踏み出そうとしています。

今年も参加者は少なかったのですが、現地で相馬市職労の青年部の方々と交流でき、とても良かったと思います。来年はより多くの青年労働者が参加できるよう、皆さま、ご協力をお願いします。

全労協青年委員会 事務局長)