広島県労協  市内を デモ / 全労協新聞 2017年7月号

広島県労協 市内をデモ / 全労協新聞 2017年7月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



広島県労協 市内をデモ

六月四日、原爆ドーム前で「共謀罪に反対する市民集会」が広島弁護士会主催で行われた。労働者・市民五〇〇人が結集した。冒頭、広島弁護士会を代表して、下中奈美弁護士会会長が「共謀罪」の危険性を指摘し、成立を阻止しようという力強いアピールを発せられた。参加した労働者・市民は、熱烈な拍手でもってそれに応えた。

特に、「共謀罪」は、現代の治安維持法であるという指摘、これまでの刑法では、少なからず、実行行為があって処罰の対象となっていたが、「共謀罪」の下では、計画や話し合った段階で処罰の対象となること、それは市民が日常的に国家権力によって監視されることを意味するという指摘には、大きな反応があった。集会終了後、参加者は全員、「共謀罪」に反対し、廃案に追い込もう!という意志を表すために、広島市内繁華街をデモした。